よくお問い合わせをいただくご質問を集約しております。

※マイナーバージョンの違いや更新時期によって、FAQに記載されている手順や画像の内容に差異がある場合がございます。ご不明な場合は、弊社までお問い合わせいただきますようお願いいたします。


カテゴリから探す

よく利用される記事

回答

更新日2023年10月05日

クララで採用している主要なソフトウェアのバージョン(2021年8月現在)は、次のとおりです。基本的にOSが採用しているミドルウェアのバージョンを弊社では基本的にサポートしております。

主なソフトウェアのバージョン

OS RHEL 5
CentOS 5
RHEL 6
CentOS 6
RHEL 7
CentOS 7

RHEL 8
CentOS 8
AlmaLinux 8
(2021年11月以前の開通分)

RHEL 8
CentOS 8
AlmaLinux 8
(2021年11月以降開通分)

RHEL 9
AlmaLinux 9

Apache 2.2.3 2.2.15 2.4.6 2.4.37 2.4.37 2.4.53
PHP 5.1.6 5.3.3 5.4.16 7.2.24 7.4 8.0.27
MySQL 5.0.77 5.1.73
MariaDB ※1 5.5.68 10.3.28 10.3.28 10.5.16
PostgreSQL 8.1.18 8.4.20 9.2.24 10.17 10.17 13.1
Perl 5.8.8 5.10.1 5.16.3 5.26.3 ※3 5.26.3 ※3 5.32.1
ImageMagick 6.2.8 6.7.2.7 6.9.10 提供無し 提供無し 提供無し
gd ※2 2.0.33 2.0.35 2.0.35 2.2.5 2.2.5 2.3.2
Sendmail 8.13.8 提供無し 提供無し 提供無し 提供無し 提供無し
qmail 1.0.3 提供無し 提供無し 提供無し 提供無し 提供無し
Postfix 2.3.3 2.6.6 2.10.1 3.3.9 3.3.9 3.5.9
BIND bind-9.3.6 bind-9.8.2 bind-9.11.4 bind-9.11.26 bind-9.11.26 bind-9.16.23
openssl 0.9.8e-27.el5_10.3 1.0.1e-58.el6_10 1.0.2k-21.el7 1.1.1g-12.el8 1.1.1g-12.el8 3.0.7-17.el9

情報は、本ページ作成時点のものです。ソフトウェアのバージョンは、予告なく変更される場合がございます。当社では、RedHat社のOSで採用しているミドルウェアのバージョンを採用しています。そのため、各ミドルウェア更新の最新版と、OSで採用しているミドルウェアのバージョンに差が発生します。

例)Alma8のApacheの場合には、2.4.37の後ろの数字(-43)が、パッケージアップデート後に数字が上がります。2.4.37は固定されるOS(パッケージ)の仕様となります。
httpd-2.4.37-43.module_el8.5.0+2631+6f259f31.3.alma.x86_64


※1 MySQLと互換性をもつデータベースとなります。
CentOS 7以降の標準データベースが、MySQLから、MariaDBへ変更になりました。CentOS 7以降でMySQLをインストールしなければならない場合は、お客様にて作業をご実施
いただきますようお願いいたします。なお、お客様にてCentOS 7以降でMySQLをインストールされた場合、弊社サポートをおこなわせていただくことができません。

※2 PHP上で利用できるGDライブラリとは異なります。RHEL4 の PHP4.3.9、RHEL5 の PHP5.1.6 に は GIF イメージの読み書き可能な GD 2.0.28compatibleがバンドルされています。 RHEL3付属のPHP 4.3.2には GIF イメージは読み取りのみ(書き込み不可)の GD 2.0.12 compatibleがバンドルされています。

※3 Perl 5.26のバージョンから仕様上モジュールのインクルードパスからカレントディレクトリ「.」が削除されており、移行時にはWebのプログラム(CGI等)の修正が必要な場合がございます。詳細につきましては、Webアプリケーションの作成元へご確認いただきますようお願い致します。

ご利用サーバのミドルウェアのバージョンの確認方法につきましては、下記FAQをご確認ください。
PHPのバージョンを教えてください。(Plesk環境の場合)

また、コントロールパネルPlesk Onyx 以降をご利用の場合には、追加でPHP7をインストールしていただければ、ドメイン毎にPHPバージョンを選択いただくことができます。インストール方法は、以下のFAQをご参照ください。

Plesk Onyx でPHP7系を利用したいがどうすればいいか?
Plesk Obsidianの最新版に限り、PHP8をインストールしドメイン毎にPHPバージョンを選択することができます。

Plesk ObsidianでPHP8を利用したいがどうすればいいか?

※Plesk Onyx以前のバージョンではご利用はできません。
ご利用には、Plesk Onyx 以降を搭載したサーバへのご移行が必要となりますので、移行をご検討をいただきますようお願い致します。以下のサーバへのご移行もご検討ください。

Clara Cloud 専有プラン
Clara Cloud LGプラン(共有)
Clara Cloud Flex

また、各OSのサポート期間につきましては、以下のURLに記載がございますのでご確認をいただきますようお願い致します。

OSに関するご案内

https://spt.clara.jp/other/os-info/
Category: OS

問題点

MySQLやMariaDB,PostgreSQLが、外部から接続ができません。

原因

弊社の標準設定においては、セキュリティ対策上の理由により、MySQL MariaDB,PostgreSQL につきましてはUNIXドメインソケット経由からのアクセスに限定させて頂いております。

■解決方法

ODBCなど、INETドメインソケット経由でのデータベースへのアクセスにつきましては、以下の方法にて設定を変更することが可能ですが、お客様ご自身の責任にて変更していただけますようお願いいたします。

■MySQL および、MariaDBの場合

MySQLおよび、MariaDBの設定ファイルであります、”/etc/my.cnf” や “/etc/my.cnf.d/mariadb-server.cnf”ファイル等にて指定されております、”skip-networking”オプション及び”bind-address=127.0.0.1″をコメントアウトして頂きます。
その後、MySQLもしくは、MariaDBのみのサービス再起動を実施します。 [mysqld]
datadir=/var/lib/mysql
socket=/var/lib/mysql/mysql.sock
default-character-set=ujis
# bind-address=127.0.0.1
# skip-networking

□PostgreSQL の場合

“pg_hba.conf”ファイルおよび、”postgresql.conf”ファイルの修正が必要となります。詳細につきましてはお客様にて PosgreSQL の参考書籍及びWebサイトなどをご確認ください。

MySQLおよび、MariaDB、 PostgreSQL の接続ユーザの権限をリモートから接続できるように、ユーザ権限等の設定変更を追加する必要がございます。

なお、いずれの作業につきましてはお客様の責任において行って下さいますよう、お願い申し上げます。また、これらの設定変更によるサーバの不具合等につきましては弊社にて責任を負いかねます。

対象サービス

Linux専用サーバ/VPS/FPS/Flex Mini/Flex Mini 2/SolaCloud/Flex Mini Cube/Flex Web/KUSANAGI with Cube

■問題

Plesk で作成した PostgreSQL のデータベースが文字化けします。

■原因

作成した PostgreSQL のデータベースの文字コードと、プログラムの文字コードが異なることが原因である場合があります

■解決方法
PostgreSQL のデータベースを作成する際に、プログラムの文字コードと同じ文字コードを指定することで改善される場合があります。しかしながら、Plesk 画面では特定の文字コードを指定し、データベースを作成することはできません。特定の文字コードにてデータベースを作成されたい場合は、SSH のコンソール作業にてデータベースの再作成をすることで対応可能です。

※本作業は、Plesk の標準の設定方法とは異なるため、弊社ではサポートを行うことはできません。専門書等をご確認の上、参考程度にご参照ください。
※本作業は、データベースを一度削除いたしますので、すでに保存されたデータが削除されます。作業を行う場合は、必ずバックアップ等を行った後に、お客様の責にて作業を行ってください。
※必ずデータベースを Plesk より作成後、本作業を行ってください。
※本作業では Plesk と PostgreSQL が同一サーバにインストールされたもので、Pleskから同一サーバ内の PostgreSQL を操作する場合の方法を記載いたします。

PostgreSQL の管理者ユーザ情報を確認

(A-1).Plesk へ admin ユーザにてログインします。
(A-2).[システム]-[サーバ]-[データベースサーバ]-[ローカル PostgreSQL サーバ]-[データベースサーバ](タブ)を選択します。
(A-3).[管理者ログイン名]を確認します。
※管理者パスワードは表示されませんので、設定されたパスワードをあらかじめご用意ください。
(A-4).[データベース](タブ)を選択し、作成されたデータベース名を確認します。

データベースの再作成
ここでは、[管理者ログイン名]を[db_admin]、データベース名を[test_db]と設定され、文字コードを[UTF-8(UNICODE)]に変更する設定例を案内します。

(B-1).ご契約サーバに root ユーザにて SSH を用いてログインします。
(B-2).以下のコマンドを実行し、データベースを削除します。(データベースに保存されたデータが削除されますのでご注意ください。)

dropdb -U db_admin -W test_db


※コマンドを実行する際は[#]を除いて実行してください。
※パスワードが要求されますので、設定されたパスワードを入力してください。

(コマンド実行例)
dropdb -U db_admin -W test_db
Password:
DROP DATABASE


※「DROP DATABASE」と表示されれば削除成功です
(B-3).以下のコマンドを実行し、データベースを再作成します。

# createdb -U db_admin -W -E UNICODE test_db


※コマンドを実行する際は[#]を除いて実行してください。
※パスワードが要求されますので、設定されたパスワードを入力してください。

(コマンド実行例:UTF-8(UNICODE)で作成する場合)
createdb -U db_admin -W -E UNICODE test_db
Password:
CREATE DATABASE


※「CREATE DATABASE」と表示されれば作成成功です
(B-4).Plesk 画面の PhpPgAdmin 等より文字コードが変更されたことを確認してください。