よくお問い合わせをいただくご質問を集約しております。
※マイナーバージョンの違いや更新時期によって、FAQに記載されている手順や画像の内容に差異がある場合がございます。ご不明な場合は、弊社までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
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回答
更新日2023年4月12日
クララオンラインで採用している主要なソフトウェアのバージョン(2021年8月現在)は、次のとおりです。基本的にOSが採用しているミドルウェアのバージョンを弊社では基本的にサポートしております。
主なソフトウェアのバージョン
OS | RHEL 5 CentOS 5 |
RHEL 6 CentOS 6 |
RHEL 7 CentOS 7 |
RHEL 8 |
RHEL 8 CentOS 8 AlmaLinux 8 (2021年11月以降開通分) |
Apache | 2.2.3 | 2.2.15 | 2.4.6 | 2.4.37 | 2.4.37 |
PHP | 5.1.6 | 5.3.3 | 5.4.16 | 7.2.24 | 7.4 |
MySQL | 5.0.77 | 5.1.73 | – | – | – |
MariaDB ※1 | – | – | 5.5.68 | 10.3.28 | 10.3.28 |
PostgreSQL | 8.1.18 | 8.4.20 | 9.2.24 | 10.17 | 10.17 |
Perl | 5.8.8 | 5.10.1 | 5.16.3 | 5.26.3 ※3 | 5.26.3 ※3 |
ImageMagick | 6.2.8 | 6.7.2.7 | 6.9.10 | 提供無し | 提供無し |
gd ※2 | 2.0.33 | 2.0.35 | 2.0.35 | 2.2.5 | 2.2.5 |
Sendmail | 8.13.8 | 提供無し | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
qmail | 1.0.3 | 提供無し | 提供無し | 提供無し | 提供無し |
Postfix | 2.3.3 | 2.6.6 | 2.10.1 | 3.3.9 | 3.3.9 |
BIND | bind-9.3.6 | bind-9.8.2 | bind-9.11.4 | bind-9.11.26 | bind-9.11.26 |
openssl | 0.9.8e-27.el5_10.3 | 1.0.1e-58.el6_10 | 1.0.2k-21.el7 | 1.1.1g-12.el8 | 1.1.1g-12.el8 |
情報は、本ページ作成時点のものです。ソフトウェアのバージョンは、予告なく変更される場合がございます。当社では、RedHat社のOSで採用しているミドルウェアのバージョンを採用しています。そのため、各ミドルウェア更新の最新版と、OSで採用しているミドルウェアのバージョンに差が発生します。
例)Alma8のApacheの場合には、2.4.37の後ろの数字(-43)が、パッケージアップデート後に数字が上がります。2.4.37は固定されるOS(パッケージ)の仕様となります。
httpd-2.4.37-43.module_el8.5.0+2631+6f259f31.3.alma.x86_64
※1 MySQLと互換性をもつデータベースとなります。
CentOS 7以降の標準データベースが、MySQLから、MariaDBへ変更になりました。CentOS 7以降でMySQLをインストールしなければならない場合は、お客様にて作業をご実施いただきますようお願いいたします。なお、お客様にてCentOS 7以降でMySQLをインストールされた場合、弊社サポートをおこなわせていただくことができません。
※2 PHP上で利用できるGDライブラリとは異なります。RHEL4 の PHP4.3.9、RHEL5 の PHP5.1.6 に は GIF イメージの読み書き可能な GD 2.0.28compatibleがバンドルされています。 RHEL3付属のPHP 4.3.2には GIF イメージは読み取りのみ(書き込み不可)の GD 2.0.12 compatibleがバンドルされています。
※3 Perl 5.26のバージョンから仕様上モジュールのインクルードパスからカレントディレクトリ「.」が削除されており、移行時にはWebのプログラム(CGI等)の修正が必要な場合がございます。詳細につきましては、Webアプリケーションの作成元へご確認いただきますようお願い致します。
ご利用サーバのミドルウェアのバージョンの確認方法につきましては、下記FAQをご確認ください。
PHPのバージョンを教えてください。(Plesk環境の場合)
また、コントロールパネルPlesk Onyx 以降をご利用の場合には、追加でPHP7をインストールしていただければ、ドメイン毎にPHPバージョンを選択いただくことができます。インストール方法は、以下のFAQをご参照ください。
Plesk Onyx でPHP7系を利用したいがどうすればいいか?
Plesk Obsidianの最新版に限り、PHP8をインストールしドメイン毎にPHPバージョンを選択することができます。
Plesk ObsidianでPHP8を利用したいがどうすればいいか?
※Plesk Onyx以前のバージョンではご利用はできません。
ご利用には、Plesk Onyx 以降を搭載したサーバへのご移行が必要となりますので、移行をご検討をいただきますようお願い致します。以下のサーバへのご移行もご検討ください。
・Clara Cloud 専有プラン
・Clara Cloud LGプラン(共有)
・Clara Cloud Flex
また、各OSのサポート期間につきましては、以下のURLに記載がございますのでご確認をいただきますようお願い致します。
OSに関するご案内https://spt.clara.jp/other/os-info/
回答
Pleskからのご操作で、各アプリケーションバージョンをご確認をいただくことができます。
例としてPHPのバージョンの確認方法と致しましては、下記のとおりでございます。
※マイナーバージョンの違いによって、FAQに記載されている手順や画面に差異がある場合がございます。
Plesk Obsidianの場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[ツールと設定]→画面右上の[サーバコンポーネント]を選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.4.16-48.el7」のような表記の場合は、5.4.16-48.el7をご利用されております。
Plesk Onyxの場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[ツールと設定]→画面右上の[サーバコンポーネント]を選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.4.16-46.el7」のような表記の場合は、php-5.4.16-46をご利用されております。
Plesk 12の場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[サーバ]→画面左下の[サーバコンポーネント]を選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.3.3-46.el6_6」のような表記の場合は、php-5.3.3-46をご利用されております。
Plesk 11の場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[ツールと設定]→[サーバコンポーネント]を選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.3.3-40.el6_6」のような表記の場合は、php-5.3.3-40をご利用されております。
Plesk 10の場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[ツールと設定]→[サーバコンポーネント]を選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.3.3-38.el6」のような表記の場合は、php-5.3.3-38をご利用されております。
Plesk 9の場合の操作手順(PHPの場合) 1.Plesk にログインします。
2.メニューから[設定]→[サーバコンポーネント]のアイコンを選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.1.6-43.el5_10」のような表記の場合は、php-5.1.6-43をご利用されております。
Plesk 8の場合の操作手順(PHPの場合)
1.Plesk にログインします。
2.メニューから[サーバ]→[Pleskコンポーネントの情報]のアイコンを選択。
3.次の画面の中から、[コンポーネント名]に「php」をお探しいただき、右側の数値が
ご利用中のphpのバージョンとなります。
例)「5.1.6-43.el5_10」のような表記の場合は、php-5.1.6-43をご利用されております。
CentOS8では、SFTPファイルアップロード時の標準のパーミッションが600もしくは、660となります。
標準の設定からご変更されたい場合は、SSHの設定ファイルのumask値を変更をいただきますようお願いいたします。
本手順は無保証となります。作業をされる際は、お客様の責任にてご実施ください。
※各コマンドの内容や、作業の結果につきましては弊社のサポートをおこなわせていただくことができません。
※マイナーバージョンの違いによって、FAQに記載されている手順や画面に差異がある場合がございます。
変更対象ファイル
/etc/ssh/sshd_config
1.SSH 接続でサーバにログイン
SSH にてサーバにログインし、root ユーザに切り替えます。
2.OSのバージョンを確認します。
cat /etc/redhat-release
3.設定ファイルのバックアップをとります。
cp -a /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.`date +%Y%m%d`.bak
4.以下のコマンドを実行し、設定ファイルのバックアップが存在するかどうかを確認します。
ls -la /etc/ssh/sshd_config*
例)/etc/ssh/sshd_config.”年月日”.bakファイルが存在していれば設定ファイルのバックアップが取得できております。
5.設定ファイルの[Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server]の記述を確認し、以下のように変更し保存します。サーバ上の全ユーザに対し変更がかかります。
■変更前
Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server
□変更後
Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server -u 022
6.記述の変更後に、SSHDサービスの再起動を実施します。
systemctl restart sshd
7.再起動後、SFTPでのファイルのアップロードを試し、パーミッションが644になったことを確認します。
以上となります。
弊社では、CentOS8もしくはRHEL8からTCPWrapperが廃止されているOSのため、弊社ではnftablesを採用しております。
弊社提供のCentOS8もしくは、RHEL8(LGプラン等)で構成内にファイアウォールが構成内に含まれていた場合などに、サーバ間のローカルIPアドレスでSSH接続やFTP接続、Webmin(8001番ポート)につきましてはソフトウェアファイアウォール(nftables)の制御対象となります。
そのため標準では、サーバ間のローカルIPアドレスのSSH接続等をおこなうことができません。
サーバ間のSSH接続等の通信を開放ご希望の場合は。以下のフォームよりファイアウォールの開放のご申請をいただきますようお願い致します。
以下フォームの[対象サーバIPアドレス]欄および、[ソース・接続元IPアドレス]欄には、開放対象のプライベートIPアドレスをご入力をいただき、[備考欄]に「nftablesを開放希望」とご入力をいただきますようお願い致します。
<ファイアウォール設定変更申請フォーム>
https://spt.clara.jp/procedure/server/firewall/
回答
サポート終了日以降に緊急性の高いセキュリティ脆弱性が発表された際につきましては、 設定変更などの方法で回避可能な場合にはその旨のご案内を、それ以外の場合にはバージョン アップやサービス移行のご案内をさせていただく場合がございます。
なお、各種OSのサポート期限につきましては下記URLをご参照ください。
OSに関するご案内
また、ベンダによる継続したサポートをご希望の場合には、最新版 Plesk を採用したサービスへの移行をお勧めいたします。 各サービス内容の詳細や価格の情報、お申込につきましては、弊社サービスサイトにてご案内させていただいております。
▼弊社サービスサイト
https://www.clara.jp/
https://www.sthark.com/
なお、お客様側でご移行作業が難しい場合は、弊社では移行を支援させていただく有償サービスもございますので、併せてご検討いただきますようお願い致します。
移行代行サービス
お客様による Ghostscript 関連のパッケージのアップデート方法
2020年2月6日(木)
■問題の概要
平素は弊社サービスをご利用いただきましてありがとうございます。
弊社提供のサーバのOSに、RHEL7および、CentOS7を搭載しているサーバ 、Flex Mini Cubeシリーズ、Flex Webシリーズ(CentOS7のみ)、KUSANAGI with Cubeシリーズで遠隔の第三者によって細工されたファイルを Ghostscript が処理することで、Ghostscript の権限で任意のコマンドを実行される可能性があると公表がありました。
詳細につきましては、以下のリンクをご参照ください。
※なお、サーバOSにRHEL5,CentOS5,RHEL6,CentOS6を搭載したサーバ、Flex Mini シリーズおよび、Flex Mini 2シリーズは,本脆弱性の対象外となります。
Ghostscript におけるアクセス制限回避の脆弱性
RedHat社のページ(CVE-2019-14869)
■脆弱性を受ける可能性が高いOSバージョンおよび、サービス名
弊社提供のサーバのOSにRHEL7および、CentOS7を搭載しているサーバ 、Flex Mini Cubeシリーズ、Flex Webシリーズ(CentOS7のみ)、KUSANAGI with Cubeシリーズのみが対象となります。
■脆弱性の影響を受けるバージョン
- Ghostscript 9.27 およびそれ以前
なお、今回の脆弱性におきましては、 Ghostscript 関連のパッケージのアップデートをお勧めいたします。
本ページでは、お客様ご自身にて Ghostscript 関連のパッケージのアップデートをおこなう方法をご案内いたします。
※2020年2月6日現在の情報となります。
アップデートに関する注意事項
・本手順は無保証となります。作業をされる際は、お客様の責任にておこなっていただけますようお願いいたします。
・お客様にて初期設定から設定をカスタマイズしている場合は、以下のアップデート手順で正常にアップデートできない可能性がございます。ご注意ください。
Ghostscript 関連のパッケージのアップデート方法
(1). SSH にてサーバにログイン
SSH にてサーバにログインし、root ユーザに切り替えます。
(2). インストールされているパッケージの確認
#rpm -qa | grep ghostscript |
特に何も表示されない場合には、 Ghostscript のパッケージが入っておりません。脆弱性影響の対象外となります。
脆弱性の対象バージョンは以下のようなコマンドの出力結果となります。
例)rpm -qa | grep ghostscript
ghostscript-devel-9.07-31.el7_6.11.x86_64
ghostscript-9.07-31.el7_6.11.x86_64 ←作業をおこなう必要がある対象バージョン
ghostscript-fonts-5.50-32.el7.noarch
(3). Ghostscript 関連のパッケージアップデートの実施
以下のコマンドを実行し、 Ghostscript 関連のパッケージのアップデートを行います。
#yum update ghostscript |
(4). アップデート後のパッケージバージョンの確認
# rpm -qa | grep ghostscript |
上記コマンドを再度実行し、セキュリティパッチが適用されているパッケージのバーション(以下の青文字を参照)かどうかを確認します。
■セキュリティパッチが適用されているGhostscriptのパッケージのバーション
RHEL7,CentOS7 ghostscript-9.25-2.el7_7.3.x86_64
(5). 運用中のWebサイトの動作確認
以上、となります。
なお、コントロールパネルにPlesk Onyxをご利用されている場合には、Plesk上からも特定パッケージのみ選択して更新をおこなうことができます。
詳細な手法については、以下のFAQをご確認をいただきますようお願い致します。
Plesk Onyxで特定のパッケージのみアップデートをおこないたい
なお、お客様にて作業が難しい場合は、弊社サポート宛て(support@clara.ne.jp)までご依頼をいただきますようお願い致します。
弊社営業時間内(平日10:00-18:00)にて、弊社の任意のタイミングにて作業を実施させていただきます。
ご依頼の際のメールにつきましては、以下の内容を必ずご記載をいただきますようお願い致します。
□メールのご依頼フォーマット
メールの件名: Ghostscript のアップデート依頼
メールの本文
・更新対象サーバのホスト名および、IPアドレス
・パッケージの更新作業後のメールのご連絡の有無 (必要 or 不要)
※「必要」,「不要」のいずれかのご記載をいただきますようお願い致します。
回答
仮想化(Virtuozzo)環境のサーバでは、再起動等の際に、仮想化ソフトウェアが設定ファイルを上書きする可能性があるため、当該ファイルを編集しないでください。
/etc/resolv.conf
/etc/sysconfig/network
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-vent0
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-vent0:(数字)
/etc/HOSTNAME
/etc/conf.d/hostname
/etc/mtab
/etc/fstab
/etc/network/interfaces
/etc/inittab
/etc/sysctl.conf
これらのファイルを編集された場合、サーバ再起動等の際に仮想化ソフトウェアが上書きを行う場合があるため、サーバから外部に接続できなくなる等、サーバの動作に影響を及ぼす恐れがございますので、編集をされないようお願いいたします。
当社でのサポートは、設定ファイルを編集していないことを前提としております。設定を変更されますと、弊社のサポートのご提供範囲外となりますのであらかじめご了承ください。
対象サービス
Linux専用サーバ Flexシリーズ/FPS/VPS/Flex Mini/Flex Mini 2
■問題点
PHPでFatal error: Allowed memory size of 8388608 bytes exhaustedというエラーが出ます。
■原因
弊社がご提供させていただいているPHP のパッケージでは、標準で8MB (8byte*1024*104=8388608 bytes)までのメモリを割り当てられるようになっております。このエラーメッセージはこの制限値を超える割り当てを要求した場合に出されるエラーメッセージです。
■解決方法
お客様にて /etc/php.ini を書き換えることによって、PHPへのメモリの割当量を変更させることが可能です。
その後、変更した内容を反映させるため、Webサーバのみのサービスの再起動を実施する必要がございます。
最大実行時間を60秒、メモリ制限を12MBに変更する例
変更前
max_execution_time = 30 ; Maximum execution time of each script, in seconds
memory_limit = 8M ; Maximum amount of memory a script may consume (8MB)
変更後
max_execution_time = 60
memory_limit = 12M
なお、ご契約サーバに搭載されているメモリの量が限られておりますので、極端に大きな数値にした場合にはサーバが停止したり、予期せぬ動作をすることがありますのでご注意ください。