よくお問い合わせをいただくご質問を集約しております。
※マイナーバージョンの違いや更新時期によって、FAQに記載されている手順や画像の内容に差異がある場合がございます。ご不明な場合は、弊社までお問い合わせいただきますようお願いいたします。
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回答
標準の設定では SSI は動作いたしません。Apache の設定ファイル httpd.conf を、以下のとおり変更する必要があります。httpd.conf は通常、/etc/httpd/conf/ 以下に存在します。
■設定方法
以下の記述を追記します。
AddOutputFilter INCLUDES .shtml
また、拡張子 .html .htm のファイルで SSI を有効にするためには、追加行の末尾にそれぞれの拡張子を追記します。
AddOutputFilter INCLUDES .shtml .html .htm
なお httpd.conf の編集後に編集結果を反映させるためには、Apache を再起動する必要があります。
また、この作業自体は弊社の保証範囲外となりますので、予めhttpd.conf の文法チェックなどを踏まえた上でお客様の責任の範囲でご設定ください。
対象サービス
Webmin 搭載・コントロールパネルなしのサーバサービス
回答
Plesk をインストールしたサーバでは、設定ファイルの変更は Plesk 上から行います。httpd.conf や、httpd.include 、 .qmail などのサーバソフトウェアの設定ファイルをテキストエディタ等で直接編集いただくことはできません。これらのファイルを編集されますと Plesk の動作に悪影響を及ぼす恐れがあるため、当該ファイルを編集しないでください。
直接編集し追加で設定された内容がPleskの操作後に上書きされ、追加で設定された内容が揮発致します。編集した後の結果につきましては弊社サポートおよび、Pleskのサポートを実施させていただくことができない範囲となります。
編集してはいけないファイル例
/var/qmail ディレクトリ以下のファイル(特に.qmail ファイルなど)
/etc/httpd/conf/httpd.conf
/etc/httpd/conf.d/zz010_psa_httpd.conf (zzで始まるファイル名)
/var/www/vhost/(ドメイン名)/conf/httpd.include
/etc/postfix ディレクトリ以下のファイル(特にmain.cf, master.cf ファイルなど)
など
なお、Plesk のコントロールパネルとしての性質上、Plesk 画面で操作をおこなうことによって、これらのファイルの内容が上書きされ仕様となります。
これらのファイルを編集されますと、Webサイトが閲覧できなくなるなどサーバの動作に影響を及ぼす恐れがあるため、編集をしないようお願いいたします。
Webサーバの設定を変更されたい場合は、.htaccess ファイルにて設定できる項目は、.htaccess ファイルでの設定をお勧めいたします。 .htaccess ファイルにて設定できない設定内容の場合は、以下の手順で vhost.conf (SSLのサイトの場合には vhost_ssl.conf) を作成して、設定を有効にする方法がございます。
当社でのサポートやSSL導入作業は、設定ファイルを手動で編集していないことを前提としております。これらの作業は弊社のサポートのご提供範囲外とさせていただきますので、お客様の責任の範囲にて行っていただきますようお願いいたします。
なお、コントロールパネルにPleskが導入されている環境のみの仕様となりWebminおよび、コントロールパネルなしのサーバは本内容の範囲外となります。
■解決方法
例:ドメイン名 : example.jp にvhost.confを作成する場合
以下の例の、 example.jp はご利用のドメイン名に全て読み替えてください。 設定内容は一例となります。設定をしたい内容に読み替えてください。
- /var/www/vhosts/example.jp/confディレクトリに、以下の内容で vhost.confというファイルを作成します。 (SSLをご利用の場合はvhost_ssl.confを作成します)
以下は、PHPのsafe_modeをoffにして、/var/www/vhosts/example.jp/privateディレクトリのファイルを開けるようにする設定例です。
OSがRHEL4/CentOS4以前のバージョンの場合:
php_admin_flag engine on
php_admin_flag safe_mode off
php_admin_value open_basedir “/var/www/vhosts/example.jp/httpdocs:/tmp:/var/www/vhosts/example.jp/private”
OSがRHEL5/CentOS5の場合:
php_admin_flag engine on
php_admin_flag safe_mode on
php_admin_value open_basedir “/var/www/vhosts/example.jp/httpdocs:/tmp:/var/www/vhosts/example.jp/private”
- (Web ブラウザ上では open_basedir の後に改行が入っているように表示される場合がございますが、実際には改行は入りませんのでご注意ください)
vhost.conf (SSLの場合には vhost_ssl.conf) ファイルに記述可能な設定は、ディレクティブ内に記述可能な設定のみとなります。ご注意下さい。
なお、サーバ開通時に Plesk のバージョンが 7.5.4 未満だったサーバにつきましては、バーチャルホストの標準パスが /home/httpd/vhosts/example.jp/httpdocs となります。そのため上記のご説明の /var/www/vhosts/example.jp/ の部分を /home/httpd/vhosts/example.jp/と置き換えて設定・操作下さい。
- Plesk が vhost.conf / vhost_ssl.conf を読み込むよう設定します
Plesk9 以前のバージョン
# /usr/local/psa/admin/sbin/websrvmng –reconfigure-vhost –vhost-name=example.jp
Plesk10 以降のバージョン
# /usr/local/psa/admin/sbin/httpdmng –reconfigure-domain example.jp
※example.jp 部分を、ご利用のドメイン名に置き換えて、コマンドを実行してください。
※vhost.conf がある環境に、vhost_ssl.conf を追加した場合や、vhost.conf / vhost_ssl.conf を削除する場合にも、このコマンドを実行する必要があります。 - 編集後の設定ファイルに構文エラーがないか確認
Webサーバの設定ファイルに構文エラーが無いかを確認するために、以下のコマンドを実行してください。# /etc/init.d/httpd configtest
「Syntax OK」となれば、構文エラーはありません。構文エラーが表示された場合は、設定をもう一度ご確認ください。
※ 構文エラーの状態で再起動をかけますと、Webサーバが起動しない恐れがございます。ご注意ください。
- Apache を再起動します。
# /etc/init.d/httpd restart以上の作業で、Webサーバの example.jp ドメインの設定を変更する設定は完了となります。
対象サービス
Pleskコントロールパネルを搭載しているサーバサービス
回答
Linux専用サーバサービスで、ご利用の OS に含まれる
Apache(Webサーバソフト)のうち、Apache2.0 系のバージョンの場合には、UTF-8
が標準の文字コードとして指定されているため、Shift-JIS などを html で定義しても文字化けが発生することがあります。
/etc/httpd/conf/httpd.conf の設定に、含まれる以下の行を変更してください(変更の際には root 権限が必要となります。また設定の変更後には Apache の再起動が必要です)。変更前
AddDefaultCharset UTF-8
変更後
AddDefaultCharset off
インストールされている Apache のバージョンは、以下のコマンドで、確認が可能です。(#はお客様の環境によって異なります)。 # httpd -V
なお httpd.conf の編集後に編集結果を反映させるためには、Apache を再起動する必要があります。
また、この作業自体は弊社のサポートの対象外となりますので、予めhttpd.conf の文法チェックなどを踏まえた上でお客様の責任の範囲でご設定ください。
対象サービス
Linux専用サーバ/VPS/FPS/Flex Mini/Flex Mini 2/Sola Clioud