公開日:2019年06月07日
更新日:2022年10月12日
ご利用のコントロールパネルやOSのバージョンによって異なります。
Pleskの場合
バージョン | SNI (Web) |
SNI (メール) |
Let’s Encrypt ※1 |
有償のSSL証明書(2枚目以降のSSL証明書は、追加IPアドレス)必須※2 |
Plesk8 | × | × | × | 〇 |
Plesk9 | × | × | × | 〇 |
Plesk10 | × | × | × | 〇 |
Plesk11 | △※5 | × | × | 〇 |
Plesk12 | △※5 | × | × | 〇 |
Plesk Onyx | 〇 | × | △(インストールすれば 可)※3 | 〇 |
Plesk Obsidian |
〇 |
△ |
△(インストールすれば 可)※3 | 〇 |
・SNIとは、対応ブラウザよっては1台のサーバ(1つのIPアドレス)で,複数ドメインのSSL証明書を運用できるものとなります。SNI機能をご利用の場合は、追加IPアドレスなしで2枚目以降のSSL証明書をご利用できるものとなります。
Pleskの場合でSNIを利用いただく場合の手順と致しまして、各ドメイン側の[SSL証明書のアイコンよりSSL証明書をインストールする手順]となります。
※Pleskのアップデートをおこなうことができません。Pleskのアップデートをおこなった場合は、弊社サポートの対象外となります。Plesk Onyxをご利用されたい場合は、サーバのご移行が必要となります。詳細につきましては、弊社サポートまでお問い合わせをいただきますようお願い致します。
※1.Plesk上で管理できるLet’s Encrypt を指します。弊社開通時では、標準ではLet’s Encryptの拡張パッケージはインストールされておりません。
Pleskに限り、SNI及び、Let’s Encryptを導入するまでのサポートはおこなわせていただきますが、SNIおよび、Let’s Encryptを導入後の結果はサポートをを行わせていただくことができません。
※2 有償のSSL証明書を導入ご希望の場合は、以下のフォームよりお申込みいただきますようお願いいたします。
弊社取り扱いのSSLサーバ証明書について
※3 Plesk Onyx上で、Let’s Encryptをご利用される場合の手順につきましては、以下FAQをご参照ください。
Plesk Onyxで、Let’s Encryptを利用したい
※4 Pleskの受信メールサーバ(Courier-IMAPから、Dovecot)へ切り替えをおこなって初めてメール用のSNIがご利用できます。切り替えの詳細については、以下のお知らせをご参照ください。
▼https://spt.clara.jp/2020/01/6076/
※5 拡張機能よりSNIをインストールいただく必要がございます。なお、当該Pleskのバージョンにつきましては、ベンダーサポートが終了しておりますことから、弊社におきましても本機能につきましてはサポートいたしかねます。
※ご利用のPleskのバージョンの確認方法については、以下のFAQをご参照ください。
使用しているPleskのバージョンの確認方法を教えてください
Webminおよび、コンパネなしの場合
OSバージョン | SNI ※4 | Let’s Encrypt ※4 |
有償のSSL証明書(2枚目移行のSSL証明書追加IPアドレス必須※5 |
CentOS5 | × | × | 〇 |
CentOS6 | △(サポート対象外) | △(サポート対象外) | 〇 |
CentOS7 | △(サポート対象外) | △(サポート対象外) | 〇 |
※OSのアップデートをおこなうことができません。OSのアップデートをおこなった場合は、弊社サポートの対象外となります。
新しいOSをご利用されたい場合は、サーバのご移行が必要となります。詳細につきましては、弊社サポートまでお問い合わせをいただきますようお願い致します。
※4 基本的に導入までは、コマンドラインでの操作となります。そのため、Webminおよび、コンパネなしの場合は、SNI及び、Let’s Encryptを導入するまでのサポートおよび、導入後の結果は、サポートの範囲外となります。
※5 有償のSSL証明書を導入ご希望の場合は、以下のフォームよりお申込みいただきますようお願いいたします。
弊社取り扱いのSSLサーバ証明書について
公開日2019年5月6日
更新日2022年2月16日
Google Chromeなどで、Plesk画面やWebmin画面などのURLが「https://~」で始まるSSLを利用したページにおいて、「この接続ではプライバシーが保護されていません」という白い警告画面が表示されます。
・Microsoft Edgeの場合、「接続がプライベートではありません」
・Firefoxの場合、「警告: 潜在的なセキュリティリスクあり」
・Google Chromeの場合、「この接続ではプライバシーが保護されていません」
※2022年2月16日時点でのブラウザ上のメッセージとなります。ブラウザの仕様が変わった場合には、警告のメッセージの内容等が変わります。
■理由
初期設定では、シマンテック・セコムや、Let’s Encrypt等の認証局から発行された正式なSSLサーバ証明書を設定しない場合には警告画面が表示されます。
なお、管理画面に対して有償のSSL証明書をご利用されたい場合には、弊社のSSL証明書のご利用もあわせてご検討をいただきますようお願い致します。
「SSLサーバ証明書」
https://www.sthark.com/ssl-server-certificate/
また、Pleskの管理画面に対して,無償のSSL証明書(Let’s Encrypt)を適応されたい場合には、以下の手順をご参照をいただきお客様にてご導入をご検討をいただきますようお願い致します。
「Plesk Obsidian : Pleskに対してLet’s Encryptで作成したSSL証明書を有効化したい」
https://spt.clara.jp/ufaqs/id-11701/
「Plesk Onyx : Pleskに対してLet’s Encryptで作成したSSL証明書を有効化したい」
https://spt.clara.jp/ufaqs/id-9023/
■警告表示からログイン画面へ接続する手順
シマンテック・セコムやLet’s Encrypt等の認証局から発行された正式なSSLサーバ証明書を利用していない場合、通信データは暗号化されますが、サーバが本物のサーバであることを確認できません。この警告がPlesk・Webmin等のログイン画面で表示された場合には、以下の手順でログインできます。
※Microsoft Edgeの場合
ブラウザの左下の「詳細設定」をクリック。

画面下の「(安全ではありません)」のリンクをクリック

その後、各コントロールパネルのログイン画面が表示されます。
Firefoxの場合
ブラウザの右下の「詳細情報」をクリック

右下の「危険性を承知で続行」を選択

その後、各コントロールパネルのログイン画面が表示されます。
Google Chromeの場合
ブラウザの左下の「詳細設定」をクリック。

画面下の「(安全ではありません)」のリンクをクリック

その後、各コントロールパネルのログイン画面が表示されます。
なお、Google Chromeもしくは、Edgeで以下のようなメッセージが表示された場合はサーバ側のTLSのバージョンがTLS1.2に対応していないサーバのため、早急にサーバのご移行をご検討いただきますようお願い致します。Firefoxでは本日現在は表示されません。
Google Chromeの場合

Edgeの場合

回答
「Plesk」と「Webmin」はどちらもブラウザ上でLinuxのシステム管理ができるコントロールパネルで、簡単なマウス操作や入力で設定が可能です。ターミナル上で行うコマンドラインでの作業に比べ、比較的簡単に作業をすることができます。サーバシステムの管理を容易にするこの2つツールの違いは以下となります。
比較内容 | Plesk | Webmin |
料金 | 仮想共用サーバ「Flex シリーズ」はサービス料金にライセンス料が含まれています。 専用サーバは有料 10・30・無制限【専用サーバのみ)ドメイン版がございます。詳細なご料金につきましては、上記リンクをご確認ください。 |
無料 |
難易度 |
[初心者~中級者] |
[上級者] 比較的技術者向け。ほぼLinuxの機能を利用でき、柔軟であるが、自由度が高いため初心者には難しい。 |
ドメイン管理 | 複数ドメインを管理可能 | 1ドメインのみ管理可能 複数ドメインの管理にはサーバ管理の技術が必要 サーバのホスト名と同一ドメインのみまでが、サポート範囲となります。 |
ウェブサーバ | Apache | Apache |
Webを公開するディレクトリ |
/var/www/vhosts/”ドメイン名”/httpdocs/ | /var/www/html/ |
ウェブサーバの設定変更 | △ ドメインごとに vhost.conf を作成して設定可能 (ssh作業が必要) |
○ httpd.confの編集も可能 |
サーバプログラムのカスタマイズ | × | ○ お客様の責任において、サーバプログラムの入れ替え可能 |
送信メールサーバ | Plesk 8.x : qmail Plesk 9.x : Postfix Plesk 10.x : Postfix Plesk 11.x : Postfix Plesk 12.x : Postfix Plesk Onyx : Postfix Plesk Obsidian : Postfix |
Postfix |
受信メールサーバ | Plesk Onyxより前のバージョンは、courier-imap ※Plesk Obsidianからは、Dovecotを採用してます。 |
Dovecot |
メール認証時のユーザ名 | メールアドレス名すべてを入力 例)info@example.comメールアドレスの場合 info@example.com |
メールアドレス名の@より左側の文字だけ入力 例)info@example.comメールアドレスの場合 info |
メールアドレスの管理 | ◎ | △ |
メーリングリストの利用 | ◎ 簡単に追加削除が可能です |
○ 設定ファイルの編集が必要です |
メールからの データ受け渡し |
× 動作保証外となります |
○ 設定ファイルの編集で可能です |
その他 | MySQL, PHP, BIND, MTA(qmail or postfix), mod_ssl も同時に無償インストールされます。 | 設定ファイルを直接書き換え可能 |
回答
Webmin環境からPlesk環境への変更は可能です。
ただしサーバを構成するソフトウェアの環境が異なるため、Webmin環境からPlesk環境への変更の場合にはサーバの初期化(クリーンインストール)が必要となります。
この場合、サーバ上のデータを一度完全に消去させていただき、改めてOSを導入させていただいた上でPleskをインストールさせて頂きます。
クリーンインストールは、専用サーバサービスの場合32,400円/回、VPS/FPSサービスの場合は10,800円/回にて承らせていただいております。
なお、完全にサーバ上のデータが削除されますので、作業前にお客様にてデータのバックアップを行って頂けますようお願い申し上げます。弊社では作業前にバックアップを行わせていただきませんのでご注意下さい。
■申請方法
作業をご希望のお客様は、support@clara.ne.jpまで、ご契約者様名、ご契約番号、サーバのホスト名、IPアドレスの情報を添えてご連絡ください。