Plesk9やPlesk8から、新しいPlesk Onyxや、Plesk ObsidianへPleskのマイグレーション機能を利用し、移行したドメインに場合に限り、Pleskのホスティング設定上にレガシーオプションの選択肢が表示されます。
なお、新しいPlesk(Plesk Onyxや、Plesk Obsidian )で新規でドメインを作成された場合には表示されません。

・レガシーオプションの表示場所
Pleskにログイン後、[ウェブサイトとドメイン]→[ホスティングとDNS]のタブを選択→[ホスティング設定]となります。

新しいPlesk(Plesk Onyxや、Plesk Obsidian )で 作成された場合には標準で以下のドキュメントルートの構成となります。

Plesk9以上のバージョンでSSL有無に関わらず httpdocs 配下が全てのドキュメントルートとなります。
/var/www/vhosts/”バーチャルドメイン名”/httpdocs/

Plesk8以下のバージョンでSSLのコンテンツを利用する場合はhttpsdocs配下のドキュメントルートに設置し、SSLなしのコンテンツ(httpdocs)と分けて格納する違いがございました。

■SSL用ドキュメントルート
/var/www/vhosts/”バーチャルドメイン名”/httpsdocs/
□SSLなしのドキュメントルート
/var/www/vhosts/”バーチャルドメイン名”/httpdocs/

レガシーオプションを有効化されている場合には、上記の2つの分かれるドキュメントルート構成を維持する設定となります。
レガシーオプションを無効化された場合には、再びレガシーオプションを有効化することはできません。その代わりに、フルSSL化することができるメリットがございます。

フルSSLをご利用されたい場合には、SSL証明書を設置いただき、httpsdocsから、httpdocsへのコンテンツの移動と共に、Webのコンテンツ内に絶対パス等でリンクが記載されていた場合にはリンクの修正(http://→https://)への修正が必要となります。

Webの構成用途に応じて、適切にお客様にて設定をいただきますようお願い致します。


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