MacOS X Mail
MacOS X Mail の新規設定方法を解説いたします。
(ここでは Mail ver.2.1.3で解説いたします。)
「ソフトの基本設定」と「ポート設定」・「ユーザー認証設定」を行ってください。
1.MacOS X Mail(以下 Mail)を起動させます
Dockなどのショートカットから、または「Macintosh HD」を開いて左の「アプリケーション」を選択していただき、「Mail」を起動させます。
2.メールアカウントを作成します
初めてメールを設定する場合
「ようこそ Mail へ」のメッセージが表示された「新しいアカウント」のウィンドウが開きましたら、[続ける]のボタンをクリックしてください。

初めての設定の方はこの画面が表示されます。
この場合は次の「手順3」にお進みください。
2回目以降メールを設定する場合
メニューバーの[ファイル]→[アカウント追加…]をご選択ください。

3.一般情報の設定をします
「一般情報」の入力を以下の表にしたがって設定してください。

一般情報 | アカウントの種類 | 「POP」を選択してください。 |
アカウント説明 | メールアカウントの設定名になります。任意にわかりやすいものを入力ください。 | |
氏名 | 送信者として表示される名前です。(日本語もご入力いただけます) | |
メールアドレス | お客様が設定したメールアドレスをご入力ください。 |
4.受信用メールサーバの設定をします
「受信用メールサーバ」の設定を以下の表にしたがって入力してください。

受信用メールサーバ | 受信用メールサーバ | 「アカウント設定完了通知」に記載されている「POPサーバ名」を入力してください。 | |
ユーザ名 | Pleskをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスを入力してください。 | |
Webminをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスの@の前までをご入力ください。 | ||
パスワード | お客様が設定したパスワードをご入力ください。 |
5.受信メールのセキュリティの設定をします
「SSL(Secure Sockets Layer)を使用」のチェックはしないで、[続ける]のボタンをクリックしてください。
SSLを使用する場合
「SSL(Secure Sockets Layer)を使用」を設定については「メール送受信の暗号化について」をご確認ください。
設定方法の詳細については「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください。

6.送信用メールサーバの設定をします
「送信用メールサーバ」の設定のウィンドウの設定を入力してください。各項目に入力する内容は下表を参考にしてください。

送信用メールサーバ | 送信用 メールサーバ |
「アカウント設定完了通知」に記載されている「SMTPサーバ名」を入力します |
認証を使用 | チェックを入れます。 | |
ユーザ名 | 受信用メールサーバの「ユーザ名」設定と同様に設定ください。 | |
パスワード | 受信用メールサーバの「パスワード」設定と同様に設定ください。 |
7.送信メールのセキュリティの設定をします
「SSL(Secure Sockets Layer)を使用」のチェックはしないで、[続ける]のボタンをクリックしてください。
SSLを使用する場合
「SSL(Secure Sockets Layer)を使用」を設定については「メール送受信の暗号化について」をご確認ください。
設定方法の詳細については「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください。
次に「ポートの設定」をいたします。

8.アカウントの概要を確認する
設定の確認を行ってください。修正がある場合は[もどる]ボタンをクリックして修正を行ってください。
設定に間違いがなければ[続ける]ボタンをクリックしてください。

9.メールアドレス設定完了
メールアドレスの設定終了後、「メールボックスの読み込み」を選択します。
次に「ポートの設定」をいたします。

ポート設定
[サブミッションポートを設定する]
メール送信の受付専用に利用するポートです。 ポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。 |
ポート設定前に、以下のページにてお客様のサーバのサブミッションポート対応をご確認ください。
お客様のサーバがサブミッションポートに対応していない場合は、お手数ですが弊社サポートまでお問い合わせください。サブミッションポートの設定をさせていただきます。
サブミッションポート対応状況確認
https://spt.clara.jp/maual/mail/smtp#op25b |
サブミッションポートの設定はメニューバーから[Mail]→[環境設定…]を選択し、開いた環境設定のウィンドウから「アカウント」を選択してください

次に編集するアカウントを左のリストから選択し、「アカウント情報」の「サーバ設定…」のボタンをクリックしてください。

送信用メールサーバの設定のウィンドウで「サーバのポート」に「587」を入力してください。
この時、「ユーザー認証設定(SMTP認証)」も同時に入力することをおすすめします。

送信用メールサーバ | サーバのポート | 「587」に設定する |
入力後、[OK]ボタンをクリックしてください。
その後、「環境設定」のウィンドウ(アカウント情報設定)を閉じてください。閉じるを実行すると、「設定内容を保存」のダイアログが表示されますので、[保存]ボタンをクリックして設定を完了してください。

「サブミッションポート」の設定ができましたら、次に「ユーザー認証設定」をします。
ユーザー認証設定
[SMTP 認証設定をする]
「SMTP 認証」は、POPと同じように送信する前に必ずメールソフトとメールサーバが ID/Password をやり取りしてユーザー認証する方法です。 ポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。 |
サーバにメッセージのコピーを残す際のご注意点につきましては、メールサーバにメッセージを残す設定にしてもいいですか。のFAQをご参照いただけますでしょうか。
SMTP 認証の設定はメニューバーから[Mail]→[環境設定…]を選択し、開いた環境設定のウィンドウから「アカウント」を選択してください

次に編集するアカウントを左のリストから選択し、「アカウント情報」の「サーバ設定…」のボタンをクリックしてください。

送信用メールサーバの設定のウィンドウで以下の画面と表を参考に設定を入力してください。

送信用メールサーバ | 認証 | パスワードを選択します | |
ユーザ名 | Pleskをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスを入力してください。 | |
Webminをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスの@の前までをご入力ください。 | ||
パスワード | お客様が設定したパスワードをご入力ください。 |
入力後、[OK]ボタンをクリックしてください。
その後、「環境設定」のウィンドウ(アカウント情報設定)を閉じてください。「閉じる」を実行すると、「設定内容を保存」のダイアログが表示されますので、[保存]ボタンをクリックして設定を完了してください。

メールのテスト送信・受信テスト
メールの設定が全て終了しましたら、メールのテスト送信・受信テストを行ってください。