Mailmanの標準設定では、メーリングリストアドレスが「BCC」に含まれた状態で投稿されると、管理者の承認が必要になります。
また、1つのメーリングリストに対して、メンバーとして(メーリングリスト)を登録し投稿したケースなどでもこの承認が必要となります。
管理者の承認なしで、送信されたい場合には、対象のメーリングリストの管理画面にログインしていただき、以下の設定変更をおこなっていただきますようお願い致します。
[プライバシーオプション]→[宛先フィルタ]→「投稿にはリスト名が宛先(to, cc) に含まれてい なければならないでしょうか? (または以下に指定 する別名の中に入っていなければな らない)?」の項目が標準で「はい」になっております。
そのため、承認をせずに「toやcc,bcc」送信されたい場合には、「投稿にはリスト名が宛先(to, cc) に含まれてい なければならないでしょうか? (または以下に指定 する別名の中に入っていなければな らない)?」の項目を「はい」から「いいえ」にチェックボックス変更いただき、「変更を送信する」ボタンを選択ください。

回答
メーリングリスト(Mailman)の保存書庫を削除するために、 ssh 等でサーバに接続し、以下のディレクトリ内のファイルを削除します。
Red Hat Enterprise Linux 4 / 5 / 6 / 7 , CentOS 4 / 5 / 6 / 7の場合
/var/lib/mailman/archives/private/”メーリングリスト名”.mbox/”メーリングリスト名”.mbox
Red Hat Enterprise Linux 3 , CentOS 3 の場合
/var/mailman/archives/private/”メーリングリスト名”.mbox/”メーリングリスト名”.mbox
/var/lib/mailman/archives/private もしくは /var/mailman/archives/private 以下にある “メーリングリスト名” のディレクトリごと削除すると不具合が発生する可能性がありますので、必ず各ディレクトリ以下に設置されているファイルのみを削除ください。
保存書庫を削除後にアーカイブ(保存書庫) および、まとめ読みを無効にする設定を行いますと、サーバ上に保存書庫が残る場合がございます。
アーカイブ(保存書庫) および、まとめ読みを無効にする設定を行いたい場合は、Mailman(メーリングリスト)の保存書庫を作成されないようにしたい も併せてご参照ください。
回答
この設定により、サーバのディスク使用量が増加し、サーバの運用に支障をきたす場合がございます。
メーリングリストに投稿されたメールをサーバに保存をご希望されない場合、アーカイブ(保存書庫) および、まとめ読み※1.の設定を「有効」から「無効」への設定変更をおこなっていただくようお願い致します。
以下に設定方法を記載いたしますので、ご参照ください。
サーバ内の既に保存されている保存書庫を削除する場合は、「Mailman の保存書庫を削除したい」も併せてご参照ください。
なお、保存書庫を削除する場合は、保存書庫を保存する設定、および、まとめ読み機能を無効にする設定を事前に変更したうえで、削除をおこなってください。
保存書庫を削除後に本設定を行いますと、サーバに保存書庫が残る場合があります。
保存書庫(アーカイブ)設定を無効にする場合
- Mailman の管理画面にログインします。
- [ 保存書庫オプション ] を選択します。
- 「保存書庫を作成しますか 」の項目を [ いいえ ] を選択します。
- [ 変更を送信する ] を選択し、設定を保存します。
まとめ読みの設定を無効にする場合
「宛先数が多すぎます」というメッセージが表示された場合は、受信者数の上限値10(標準値)に達したため、保留メールとなっております。
1.対象のメーリングリストの管理画面にログイン
2.ログイン後、「プライバシー・オプション」を選択
3.次に「宛先フィルタ」を選択
4.[投稿を認めるメールに含まれる受信者数の上限]を10から希望の値を入力
5.[変更を送信する]を選択してください。
回答
メーリングリスト(Mailman)の管理画面にログインし、[全体的オプション]→「件名の先頭に付ける語句」の項目に、「%d」(半角)を記載することで「”任意の文字”+通し番号」の表記となります。

実際にメーリングリストへ投稿されたメールのサンプルと致しましては、以下のような表記となります。
内容を記載後、画面下の[変更を送信する]を選択
なお、サーバの移行された場合は、通し番号(シーケンス番号sequence numbers)は、クリアされますのであらかじめご了承ください。
※「件名の先頭に付ける語句」の中に、”日本語” を設定された場合、環境によっては文字化けすることがございます。
回答
月初めにメーリングリストの会員宛てに、以下内容のメールが届きます。
上記メールの「メーリングリスト会員情報備忘通知」が送られないようにするには、各メーリングリスト毎に、
以下の設定変更が必要となります。
1.メーリングリストの管理画面にログイン
2.[全体的オプション] を選択し、「毎月パスワード備忘通知を送りますか? 」を[はい]から、[いいえ] へ変更します。

3.画面一番下の[変更を送信する]を選択
以上、となります。
回答
管理者メールアドレスに以下のようなメールを受信した場合には、メーリングリストの会員でない方からの投稿があったことを通知する
メールとなります。本文の中に「会員限定リストの非会員の投稿」の記載がございます。
以下の設定を変更した場合には、メーリングリストのメンバー以外も承認なしでメールを送信する設定へ変更することができます。
1. Mailmanの管理画面にログイン
2.その後、プライバシー・オプションを選択し、[送信者フィルタ] を選択
3.「動作が定義されていない非会員からの投稿に対する動作」を「保留」から、「承認」へ変更いただくことで非会員からも送信できるようになります。
4. 画面下の「変更を送信」ボタンを選択
※弊社の標準設定では、「保留」となっております。
保留とは、メーリングリストの管理者が承認しない限りは保留され、メンバー宛てには送信されません。
※本設定の変更によりスパムメール等を受信した場合に、メーリングリストのメンバー全員受信するリスクがございますのであらかじめご承知ください。
■問題点
Pleskを利用していて別のドメインで、同じ名称のメーリングリスト名が作成できません。
■原因
メーリングリストソフトウェア(Mailman) の仕様として、同一サーバ上ではドメイン名が異なっていても同じ名前のメーリングリストは作成できない仕様となっております。
■解決方法
メーリングリスト名は、別のドメインで重複した名前を利用することができませんが、通常のメールアドレスは、ドメイン名が異なれば重複した名前を利用することが可能です。
このことを利用し、転送メールアドレスの設定と、メーリングリストの設定を工夫することで、重複する名前のメーリングリストを擬似的に使えるようにする方法をご紹介します。
例:利用したいメーリングリスト用アドレスは all@example1.jp と all@example2.jp
all@example1.jp がすでに存在する場合、all@example2.jp はアカウント部分が重複するため、通常の設定では作成することができません。
そのため、all2@example2.jp というメーリングリストを作成し all@example2.jpにメールの転送設定をおこないます。
まず、example2.jp ドメインで 「all2」という名前のメーリングリストを作成します。その後、通常のメールアドレスとして 「all」というアカウントを作成し、当該設定を行う際に、メールボックスの設定箇所のチェックボックスをOFFの状態にし、「all2@example2.com」にメールを転送する設定を行います。
次にMailmanの設定変更をおこないます。
Plesk画面より、「all2」メーリングリストのMailmanの管理画面に移動して、以下の設定変更を行ってください。
1.別のReply-To:アドレスの設定
Mailmanの初期設定では、メーリングリストへ投稿したメールの返信先アドレスはメーリングリストのアドレス「all2@example2.com」が指定されています。こちらを「all@example2.com」が指定されるように変更します。
[全体的オプション]→[別のReply-To:アドレス]
[投稿された記事の返信先を選んでください]→[別のアドレス]にチェック
[別のReply-To:アドレス]に 「all@example2.com」 と指定
一番下の[変更を送信する]ボタンを押します。
2.reply_goes_to_listの設定
Mailmanの初期設定では、メーリングリストへ投稿したメールの返信先アドレスはメーリングリストのアドレス「all2@example2.com」が指定されています。返信時に「all@example2.com」が指定されるように変更します。
[全体的オプション]→[投稿された記事の返信先を選んでください。 ほとんどのメーリングリストでは 投稿者 を選ぶことを 強く 推奨します。]の項目には、[別のアドレス]もチェック
3.宛先フィルタの設定
Mailmanのデフォルト設定では、メーリングリストのメールアドレスがTo:又は Cc:に入っていないとフィルタリングされますので、以下のようにMailmanの設定を変更していただく必要があります。
[プライバシー・オプション]→[宛先フィルタ]→[投稿にはリスト名が宛先(to, cc) に含まれていなければならないでしょうか?] を[いいえ]にチェック
[明示的な To: または Cc: に入っていると このリストへの配送を行うような別名(正規表現)]に 「all@example2.com」 と指定
[変更を送信する]ボタンを押す
普通配送会員へのメールに付加されるフッタ(msg_footer)の設定
メーリングリストのフッダ情報は初期設定では、以下のような表記となります。
メーリングリストの本文表示例
—
All2 mailing list
All2@example2.com
http://lists.example2.com/mailman/listinfo/all2
初期設定値
—
%(real_name)s mailing list
%(real_name)s@%(host_name)s
%(web_page_url)slistinfo%(cgiext)s/%(_internal_name)s
初期設定値
—
%(real_name)s mailing list
%(real_name)s@%(host_name)s
%(web_page_url)slistinfo%(cgiext)s/%(_internal_name)s
設定変更例)
—
all@all@example2.com メーリングリスト
以上の設定で、「all2@example2.com」メーリングリストを「all@example2.com」として利用するための最低限の設定は完了です。
なお、管理ページ等は「all2」の表記のままとなります。あらかじめご了承ください。
回答
管理者が会員を追加するには、Mailmanの管理画面へ移動し、[会員管理] → [まとめて入会登録] のメニューより一括登録をしていただくことが可能です。
以下のメーリングリスト管理者認証ページより、管理パスワードを入れ、管理者としてログインします。
http://lists.(ドメイン名)/mailman/admin/(ML名)
[会員管理]→[まとめて入会登録] を選択し、「これらのアドレスをすぐに登録しますか? それとも招待しますか?」の項目を
[入会を申し込む] に設定し、会員登録を行ってください。(それ以外の項目については適宜変更してください。)
ここで、[招待]を選択すると、招待メールが送信され、そのメールに従って本人が参加申込をした段階で、参加申込となります。
最後に[変更を送信する]を押してください。
回答
メーリングリスト(Mailman)の管理画面へのURLは、以下のとおりでございます。
http://lists.’ドメイン名’/mailman/admin/メーリングリスト名
※Mailmanの管理画面へ接続がおこなえない場合は、lists.’ドメイン名’のDNSレコード設定がされていない可能性が考えられますため、該当ドメインのネームサーバの管理会社様へ以下のようなDNSレコードの追加をご依頼をいただきますようお願いいたします。
lists.’ドメイン名’ . IN A メーリングリストサーバIPアドレス
回答
サーバご開通時に「アカウント設定完了のお知らせ」の中に記載がございます、[Mailman の管理者パスワード]を対象のメーリングリストの管理画面に入力し、各メーリングリストのパスワードを再設定することができます。
基本的に[Mailman の管理者パスワード]につきましては、お客様側で作成されたメーリングリストすべてにログインできるパスワードとなります。
「アカウント設定完了のお知らせ」をご紛失された場合は、パスワードが分からなくなりました。教えてもらえますか?をご参照ください。

回答
下記手順を実施いただくと英語表示から、日本語表示へ変更することができます。
1.Mailmanの管理画面にアクセスし、[Language options]を選択
2.画面中央の[Languages supported by this list. ]欄の[Japanese]のチェックを選択
3.その後、[Submit Your Changes]を選択
4.[Default language for this list.]から[Japanese]を選択
5.その後、[Submit Your Changes]を選択
回答
メーリングリスト(Mailman)の標準設定では、メーリングリストの一覧を表示するように設定されております。
コントロールパネルにPleskをご導入されておりますサーバの場合の確認方法と致しましては、下記URLとなります。
http://”lists.ドメイン名”/mailman/admin/listname
※既に作成したメーリングリストの設定を一括で設定変更することはできません。
意図せず、メーリングリスト(Mailman)の一覧公開されている場合には、下記手順をおこなっていただくことにより非表示の設定をおこなうことが可能でございます。

1.各メーリングリストの設定画面にログイン
2.[プライバシー・オプション]を選択
3.「このマシンでどんなリストがあるか聞かれた時に 広告しますか?」の項目を「いいえ」を選択
4.その後、画面下の[変更を送信する]を選択
以上となります。
回答
メーリングリスト(Mailman)の会員整理機能(配送エラー処理)につきましては、標準で下記設定となっております。

Mailmanは、メーリングリストのメンバー(会員)に対しエラーメールがあった場合、エラーになったアドレスに対し、下記のとおり点数を加算します。
加点される標準設定内容
- 一時的なエラー等の弱いエラーに対しては、1日で「0.5点」の加点
- 回復できないエラーが発生した日は、1日で「1点」の加点
会員権の存続を判断するための標準のエラー点は、「5.0点」となります。
上記エラー点数に達した場合は、3回警告メールを対象のメーリングリストのメンバー(会員)宛てに送信します。
対象の会員が「停止解除の操作」をおこなわれない限り、メーリングリストのメンバー(会員)から削除されるのが、標準の設定でございます。
また、配送エラー加点は、一定期間(既定では7日)をもって破棄されます。
また、配送エラー処理のログにつきましては、下記ログに出力されます。
/var/log/mailman/bounce ログ
以上、となります。
回答
FTPソフト等で、対象のファイル(メーリングリストに添付したいファイル)を公開ディレクトリにアップロードし、指定のURLをメーリングリストの本文に記載していただくことをおすすめ致します。
なお、Basic認証(ユーザ認証によるアクセス制限方法)をかける方法につきましては、下記URLをご参照いただけますでしょうか。
Basic認証の設定方法(ユーザ認証によるアクセス制限方法)
なお、メーリングリストを使って容量が大きなファイルのやり取りを致しますと、サーバ全体の負荷が発生致し、サーバの動作等が不安定になることがございます。
回答
ウィルスの感染を防ぐため、添付ファイルを付けて投稿されたメールにつきましては、承認を必要とするように弊社では設定させて頂いております。
下記の設定変更により、承認を必要とせずに配信を行うことができますが、ウィルス付きファイルなどの配信が行われる可能性があるため、リスクについて十分ご理解の上設定ください。
- メーリングリスト管理者認証ページより、管理パスワードを入れ管理者としてログインします。 http://lists.”ドメイン名”/mailman/admin/”ML名”
- [プライバシーオプション] をクリックします。
- ページ下方の「指定した正規表現にマッチするヘッダの投稿は保留する.」の右記入欄にある、「# 添付/HTMLメールは禁止しましょう.」以下の行をすべて削除してください。
- [変更を送信] をクリックすることで変更内容が反映され、添付ファイルは保留されることなく配信されるようになります。
なお、メーリングリスト宛てに大きなファイル添付しメールの送受信を致しますとサーバ全体の負荷が発生致し、サーバの動作等が不安定になることがございます。