公開日 2023年3月13日
迷惑メールが届く原因として、考えられる理由としては、プログラムを用いるなどで実際にありそうなアドレスを生成し、無作為に送信していることがございます。また、パソコンのウイルス感染した、信用できないサイトへのアクセスや登録による第三者からの情報漏洩など様々な可能性がございます。
守ってほしいこと
迷惑メールが届いた際は、無暗に操作しないようにしてください。 甚大な被害に発展する場合があります。
1.メール本文内のリンクなどをクリックしないでください。
本文内のURLリンクは、パソコンのOS、ソフトといったものの脆弱性を攻撃する不正サイトにつながることがあります。こうした不正サイトを表示しますと、マルウェアに感染してしまうこともあります。
添付ファイルなども同じく開かないでください。ファイル自体がウイルスに感染している可能性が高く、不用意に開きますとウイルスに感染してしまい、さらに甚大な被害に発展する恐れがあります。
2.メールの指示に従わないでください。
「利用料金が未払い」といった、いかにも自分に心当たりがありそうな内容で迷惑メールが届くことがございます。
この内容に従ってしまい、詐欺被害にあうことも少なくなく、従ったからといって被害が完全に止むことも可能性はありません。
3.返信はしないでください。
返信しますと、かえって自分の個人情報を相手に知らせることになってしまいます。 催促や督促といったメールが頻繁に届くようになる可能性がございます。
※公的機関の名称や連絡先で装ったメールもございます。安易に信用しないでください。 必ずインターネットで検索を行う、またはメールヘッダー情報の確認をしてください。 メールヘッダー情報では、「Return-Path:」で始まる行に書かれているメールアドレス・ドメインが一致しているかを確認してください。
対処方法
下記の対処方法は、迷惑メールをお客様のメールボックスに届かないようにするものであり、送信そのものを停止するものではありません。
1.迷惑メール(なりすまし)の拒否設定を行う
迷惑メールの多くは、送信元ドメインの偽装をしたなりすましメールです。なりすましメールの偽装を判定し、受信を拒否することができるのが、アンチスパムツールです。
アンチスパムツールは、SPFレコードの情報などからなりすましメールを判断するツールが主になっています。ツールを利用されている送信先のメールサーバーは、メールが配送されてきたときにSPFレコードを照合しています。そうしてメールの送信元(エンベロープFrom)に指定されたドメインとSPFレコードの情報と整合性がとれなければ、なりすましメールである、もしくは可能性があると判断します。 ※SPFレコード情報だけでなく、他の部分でも判断しているツールもございます。
<DKIM、SPF、DMARC による防御機能 >
Plesk社が提供しておりますDKIM、SPF、DMARC による防御機能にてなりすましメールの受信を拒否する方法です。 ※Pleskバージョンによって操作画面が変わります。
※Pleskバージョンが9の場合、すでにSPFレコードの設定をさせていただいてる場合がございます。詳細はメールの送信ドメイン認証(SPFレコード)を設定していますか?をご確認ください。
<Active!hunter 2 >
弊社では、Active!hunter 2 というサービスを提供しております。
当サービスは、お客様で受信メール状況の管理・フィルタ設定を行なうコントーラ画面を用意しています。また、日本語スパムメールへの対応を強化しており、特定の短い文体を含むメールに対しても遮断できるといった特徴がございます。 詳細は、下記弊社サイトをご確認ください。
2.メールアドレスを変更する
メールアドレスを変更しますと、迷惑メールが届かなくなります。より、複雑なメールアドレスに変更いただきますと、今後届く可能性が低くなっていきます。
そのほか
上記の解決方法や弊社で解決が難しい場合もございます。
解決しにくいトラブルを抱えてしまった場合、以下のようなサイトをご参照いただきまして、対策されることをお奨めいたします。
迷惑メール相談センター (財団法人日本データ通信協会)
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
電話相談や違反メールの情報提供を受け付けています。
有害情報対策ポータルサイト-迷惑メール対策編-(財団法人インターネット協会)
http://www.iajapan.org/anti_spam/portal/
迷惑メールを受け取ったら(財団法人日本データ通信協会)
https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/taisaku/3-1.html
以上となります。