回答

Common Name (コモンネーム)とは、SSL証明書を導入し、SSL暗号化通信を行うサイトのURL(FQDN)を指します。
「https://~」される際に、ブラウザのURLの文字列とコモンネーム名が、完全一致している必要がございます。
ブラウザは SSL暗号化通信の際、指定したURLと接続先のウェブサイトの SSL証明書のコモンネームが一致しているかを確認し、一致しない場合には、警告を表示する仕様となります。
IPアドレスでのURL接続時につきましても、コモンネームと一致しないためSSL証明書のエラー表示となります。

例)  弊社のウェブサイトの場合のコモンネームは、以下のようになります。

SSL証明書のエラーがおきない例
URL:https://cloud.clara.jp/
コモンネーム:cloud.clara.jp

コモンネーム名とブラウザのURLの文字列cloud.clara.jpが、完全一致しているためSSL証明書エラーは発生しません。

×SSL証明書のエラーが発生する場合(URLとコモンネームの文字列が不一致のケース)
URL:https://www.clara.jp/
コモンネーム:cloud.clara.jp

×SSL証明書のエラーが発生する場合(URLにIPアドレスが入力され、コモンネームの文字列が不一致のケース
URL:https://202.XX.XX.111/
コモンネーム:cloud.clara.jp

サーバ移行時などの際には、IPアドレスでのSSL証明書の動作確認は仕様上できないため、以下のhostsファイルでの確認方法がございます。

<DNS の切替前に ドメイン名で新しいサーバの Web サイトを確認することは出来ますか?>
https://spt.clara.jp/ufaqs/id-117/



Category: SSL証明書
Tags: コモンネーム, SSL証明書