Microsoft Outlook 2016
Microsoft Outlook 2016 の設定方法を解説いたします。
※本手順につきましては弊社のお客様の向けのページとなります。
メールソフト自体のサポートはおこなっておりません。
メールソフトの開発元会社様へご確認をいただきますようお願いいたします。
「ソフトの基本設定」と「ポート設定」・「ユーザー認証設定」を行ってください。
1.Microsoft Outlook 2016(以下 Outlook)を起動させる
スタートメニューの電子メール※または[すべてのプログラム]→[Microsoft Office ]→[Microsoft Outlook 2016]で「Outlook」を起動させます。
※ スタートメニューの電子メールでの起動はインターネットプログラムの設定などで自動的に使用するプログラムに設定している場合のみです。
2.初めて起動する場合(A)
(A)-1. スタートアップ画面
初めて「Outlook」を使用する場合はスタートアップ画面が表示されます。[次へ(N)]のボタンをクリックしてください。
以下の画面が表示された場合は、Office 365版をご利用されているため、下記リンクの別のマニュアルをご参照ください。
・Microsoft Outlook 2016(Office 365版)
(A)-2. メールアドレスアカウント作成の選択
「電子メールアカウントに接続するようにOutlookを設定しますか??」の質問に[はい(Y)]にチェックを入れて[次へ(N)]のボタンをクリックしてください。
(A)-3. 手動設定を選択する
次に「アカウントの追加」の「自動アカウントセットアップ」画面左下にある「自分で電子メールやその他サービスを使うための設定をする(手動設定)」にチェックをいれ、[次へ(N)]のボタンをクリックしてください。
2.既に使用している場合(スタートアップ画面が出ない場合)(B)
(B)-1.アカウント設定を開く
メニューバーの[ファイル]→[アカウント設定]→[アカウント設定]を選択してください。
(B)-2. 新規(N)を選択する
「アカウント設定」の「電子メール」のタブを選択し、「新規(N)」のボタンをクリックしてください。「新しい電子メールアカウント追加」のウィンドウが表示されます。
(B)-3. 手動設定を選択する
次に「新しい電子メールアカウントの追加」の「自動アカウントセットアップ」画面左下にある「自分で電子メールやその他サービスを使うための設定をする(手動設定)」にチェックをいれ、[次へ(N)]のボタンをクリックしてください。
(B)-4. 電子メールサービスの選択
次に「アカウントの追加」の「サービスの選択」で「POPまたは、IMAP(P)」にチェックをいれ、[次へ(N)]のボタンをクリックしてください。
3.メールアカウントの設定をする
[ユーザー情報]、[サーバー情報]、[メールサーバーへのログオン情報]の項目を入力してください。各項目に入力する内容は下表を参考にしてください。
ユーザー情報 | 名前(Y) | 送信者として表示される名前です。日本語も入力いただけます。 | |
電子メールアドレス(E) | お客様が設定したメールアドレスをご入力ください。 | ||
サーバー情報 | アカウントの種類(A) | POP3を設定ください。 | |
受信メールサーバー(POP3)(I) | 「アカウント設定完了通知」に記載されている「POPサーバ名」を入力してください。 | ||
送信メール サーバー(SMTP)(O) |
「アカウント設定完了通知」に記載されている「SMTPサーバ名」を入力してください。 | ||
メールサーバーへのログオン情報 | アカウント名(U) | Pleskをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスを入力してください。 |
Webminをご利用の場合 | お客様が設定したメールアドレスの@の前までをご入力ください。 | ||
パスワード(P) | お客様が設定されたアカウントのパスワードを入力してください。 | ||
パスワードを保存する(R) | チェックをいれてください。 |
「インターネット電子メール設定」が完了しましたら、次に「ポートの設定」をいたします。
ポート設定
[サブミッションポートを設定する]
メール送信の受付専用に利用するポートです。
送信のポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。 |
ポート設定前に、以下のページにてお客様のサーバのサブミッションポート対応をご確認ください。
お客様のサーバがサブミッションポートに対応していない場合は、お手数ですが弊社サポートまでお問い合わせください。サブミッションポートの設定をさせていただきます。
次に[POPとIMAPのアカウント設定]の画面右下の[詳細設定(M)]のボタンをクリックして[インターネット電子メール]の設定のウィンドウを開いてください。
「インターネット電子メール設定」のウィンドウの[詳細設定]のタブを選択してください。入力内容は下表を参考にしてください。


サーバーのポート番号 | 送信メール(SMTP)(O) | 「587」に設定する |
※サーバ上にメールデータを削除せず残す設定をおこなった場合には下記の運用上のリスクがございます。 通常、メールの受信の度にはすべてのメールデータをチェックします。
メールの通数が増加した場合には、下記内容が発生しご契約サーバに障害が発生する恐れがございます。
・パフォーマンス面(メールサーバの受信の遅延、サーバ全体の負荷が発生)
・リソース面(サーバのディスク容量の消費、ファイル作成上限値(inode数)の消費)
そのため、「サーバから削除する」のチェックを選択いただくことを弊社と致しましては推奨いたします。
次に「ユーザー認証設定」をいたします。
ユーザー認証設定
[SMTP 認証 設定をする]
「SMTP 認証」は、POPと同じように送信する前に必ずメールソフトとメールサーバが ID/Password をやり取りしてユーザー認証する方法です。 ポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。 |
この設定は必要に応じて行ってください。後から設定することも可能です。
[POPとIMAPのアカウント設定]の[詳細設定(M)]のボタンをクリックして[インターネット電子メール]の設定のウィンドウを開いてください。
開いたウィンドウの[送信サーバー]のタブを選択し、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要(O)」と「受信メールサーバーと同じ設定を使用する(U)」にチェックを入れてください。
4.アカウント設定のテストをする
この機能は設定したメールアドレスが利用できるかをテストするものです。設定内容を確認するには、[アカウント設定のテスト(T)]をクリックしてアカウント設定テストを行ってください。
アカウントテスト実行後、上のようなウィンドウが開きます。設定が正確にされていれば全ての項目が正常に完了されます。エラーが出ている場合は設定を確認し、再度テストを行ってください。
上記の必要な設定、テストが完了しましたら、[閉じる(C)]のボタンをクリックしてください。
5.メールアドレス設定完了
[完了]ボタンをクリックしてメールアドレス設定を終了してください。