CentOS8では、SFTPファイルアップロード時の標準のパーミッションが600もしくは、660となります。
標準の設定からご変更されたい場合は、SSHの設定ファイルのumask値を変更をいただきますようお願いいたします。
本手順は無保証となります。作業をされる際は、お客様の責任にてご実施ください。
※各コマンドの内容や、作業の結果につきましては弊社のサポートをおこなわせていただくことができません。
※マイナーバージョンの違いによって、FAQに記載されている手順や画面に差異がある場合がございます。
変更対象ファイル
/etc/ssh/sshd_config
1.SSH 接続でサーバにログイン
SSH にてサーバにログインし、root ユーザに切り替えます。
2.OSのバージョンを確認します。
cat /etc/redhat-release
3.設定ファイルのバックアップをとります。
cp -a /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.`date +%Y%m%d`.bak
4.以下のコマンドを実行し、設定ファイルのバックアップが存在するかどうかを確認します。
ls -la /etc/ssh/sshd_config*
例)/etc/ssh/sshd_config.”年月日”.bakファイルが存在していれば設定ファイルのバックアップが取得できております。
5.設定ファイルの[Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server]の記述を確認し、以下のように変更し保存します。サーバ上の全ユーザに対し変更がかかります。
■変更前
Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server
□変更後
Subsystem sftp /usr/libexec/openssh/sftp-server -u 022
6.記述の変更後に、SSHDサービスの再起動を実施します。
systemctl restart sshd
7.再起動後、SFTPでのファイルのアップロードを試し、パーミッションが644になったことを確認します。
以上となります。