サーバ監視プログラムについて(Red Hat Enterprise Linux 6環境)
クララオンラインの専用サーバサービス (DELL製ハードウェア) では、ハードウェア監視のため、DELL 社の OpenManage™ Server Administrator および NRPE プログラムを導入しております。
つきましては、これらのプログラムを削除または停止されませんようお願いいたします。
稼動ソフトウェア
- Dell OpenManage™ Server Administrator (DELL製ハードウェアのみ)
- NRPE (当社カスタマイズ版)
サーバ上で動作しているプロセス
以下のプロセスはサーバ監視プログラムとなりますので、停止されませんようお願いいたします。
- /opt/dell/srvadmin または /etc/delloma.d/ ディレクトリ以下のプログラム
- /opt/dell/srvadmin/sbin/dsm_sa_datamgrd
- /opt/dell/srvadmin/sbin/dsm_sa_eventmgrd
- /opt/dell/srvadmin/sbin/dsm_om_shrsvcd
※Open Manageのバージョンによりプロセス名が異なる場合があります。 - /usr/sbin/cnrpe
NRPEにつきましては、当社でファイル名およびポート番号を変更しております
(プログラムは/usr/lib64/cnagディレクトリ以下、設定ファイルは/etc/cnagディレクトリ以下にインストールされます)。
このため、お客様にてNagios/NRPEをインストールされる場合でも、デフォルトのインストール先ディレクトリやポート番号が当社の監視用のNRPEと競合することはありません。
RPMパッケージ
サーバ監視プログラムは以下のパッケージ名となります。これらのパッケージは削除されませんようお願いいたします。
- libsmbios
- smbios-utils-bin
- パッケージ名がsrvadminから始まるRPMパッケージ
- パッケージ名がclara-nagiosから始まるRPMパッケージ
起動スクリプト
- dsm_om_shrsvc
- dsm_sa_ipmi
- instsvcdrv
- dataeng
- cnpre
サーバ監視プログラムによる監視対象
サーバ監視プログラムによる監視対象は下記の通りです。
- メモリモジュール(ECCエラー等)
- ファンの回転数
- システムボードの温度
- CPU
- システムボードの電圧センサ
- システムボードのCMOSバッテリ
- ハードディスクの状況(Express以上のサービスのみ)
- RAIDアレイ上の論理ディスクの状況(Express以上のサービスのみ)
接続元IPアドレス・接続先ポート
監視サーバ用IPアドレスサーバ監視のため、以下の通信を禁止する設定をされませんようお願い申し上げます。
接続元IPアドレス | 弊社サーバの共通設定情報の「監視サーバ用IPアドレス」(要パスワード)の項目をご確認下さい |
接続先TCPポート番号 | 22 (SSH) 15666 (NRPE; サーバ稼働状況監視用) |
ご注意
サーバ監視用プログラム(DELL OpenManage)の導入によって事前にお客様にご提供させて頂くサーバサービスの障害もしくは動作の不具合の事前検知を保証するものではありません。
また監視用プログラムの動作の完全性についても当社は保証いたしませんので予めご了承ください。