Mozilla Thunderbird 45.8.0

Mozilla Thunderbird 45.8.0 の設定方法を解説いたします。
[入手方法]
Mozilla Thunderbirdは、Mozillaからリリースされているフリーのメールソフトです。ソフトウェアの入手、また詳しい内容については https://www.mozilla.org/ja/thunderbird/をご覧ください。

1.Mozilla Thunderbird 45.8.0(以下 Thunderbird)を起動させる

スタートメニューの電子メールまたは[すべてのプログラム]→[Mozilla Thunderbird]→[Mozilla Thunderbird]「Thunderbird」を起動させます。
※ スタートメニューの電子メールでの起動はインターネットプログラムの設定などで自動的に使用するプログラムに設定している場合のみです。

2.アカウント設定を開く

起動画面上からご利用のアドレス(例 example@example.com)を選択後、「このアカウントの設定を表示する」を選択してください。

「アカウント設定」のウィンドウが表示されます。

3.アカウント設定の編集

「アカウント設定」を表示して設定の編集をしてください。入力する内容は下表を参考にしてください。

アカウント名(N) メールアドレスの設定名です。メールアドレスなどわかりやすいものを入力されることをお奨めします。
既定の
差出人情報
名前(Y) 送信者として表示される名前です。日本語も入力いただけます。
メールアドレス(E) お客様が設定したメールアドレスをご入力ください。
返信先(Reply-to)(S) 送信したメールの返信先を任意で指定できます。空欄にする場合は「メールアドレス(E)」で入力しましたアドレスにメールが返信されます。
組織(Organization)(O) 任意に設定ください。
特に設定をされなくてもお使いいただけます。
メッセージに
次の署名を挿入する(T)
メッセージに vCard を添付する(V)
送信(SMTP)サーバ(U) 送信(SMTP)サーバで設定している送信サーバの選択をしてください。送信(SMTP)サーバの設定は「送信(SMTP)サーバ」の設定をご覧ください

 

4.サーバ設定の編集

アカウント設定のウィンドウ左の項目のリストから、設定編集するメールアドレスのスレッドの中の「サーバ設定」を選択してください。

入力する内容は下表を参考にしてください。

サーバ名(S) 「アカウント設定完了通知」に記載されている「POPサーバ名」を入力してください。
※基本的には、mail.”ドメイン名”になります。
ポート(P) 「110」に設定されています。POP over SSLをご利用いただく場合は「995」となります。POP over SSLの詳細は「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください。

ユーザ名(N)

Pleskを
ご利用の場合
お客様が設定したメールアドレスを入力してください。
Webminを
ご利用の場合
お客様が設定したメールアドレスの@の前までをご入力ください。
セキュリティ設定 接続の保護 基本は「なし」を選択します。POP over SSLをご利用いただく場合は「SSL/TLS)」。POP over SSLの詳細は「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください
認証方式(I) 平文のパスワード認証(安全ではない)
サーバ設定 新着メッセージがないか起動時に確認する(C) 任意に設定ください。初期状態のままでご利用いただけます。
新着メッセージを自動的にダウンロードする(M)
ヘッダのみ取得する(F)
ダウンロード後もメールをサーバに残す(G)
終了時にごみ箱を空にする(X)
メッセージの保存先(L)

 

5.送信(SMTP)サーバの編集

アカウント設定のウィンドウ左の項目のリストから、設定編集するメールアドレスのスレッドの中の「送信(SMTP)サーバ」を選択してください。

「送信(SMTP)サーバ」を表示して、設定のリストから「3.アカウント設定の編集」「送信(SMTP)サーバ(U)」で選択している「送信(SMTP)サーバ」を選択、[編集]のボタンをクリックしてください。

入力する内容は下表を参考にしてください。

設定 説明(D) 任意でご入力ください。
サーバ名(S) 「アカウント設定完了通知」に記載されている「SMTPサーバ名」を各項目にご入力ください。
ポート番号(P) 詳しくは「ポート設定」をご覧ください。
セキュリティと認証 保護された接続を使用する 通常は「なし」を選択してください。また、「SMTP over SSL」を利用する場合は「POP / SMTP over SSLの設定」をご覧ください。
認証方式(I) 「平文のパスワード認証(安全ではない)」を選択
ユーザ名(M) 「4.サーバ設定の編集」で設定した「ユーザ名(N)」を設定してください。

設定編集が完了しましたら[OK]ボタンをクリックしてください。

パスワードの設定・メールのテスト送信・受信テスト

メールの設定が全て終了しましたら、メールのテスト受信テストを行ってください。
受信をしますと「4.サーバ設定の編集」の設定で、「サーバ名(S)」「ユーザ名(N)」のパスワード入力のウィンドウが開きます。ここにお客様が設定されたメールアドレスのパスワードを入力し、「パスワードマネージャーでこのパスワードを保存する。」にチェックをして、[OK]ボタンをクリックしてください。

 

受信できることが確認できましたら、送信テストを行ってください。