Mozilla Thunderbird 2.0 設定編集方法

Mozilla Thunderbird 2.0 の設定編集方法を解説いたします。
「ソフトの基本設定」「ポート設定」「ユーザー認証設定」を行ってください。

1.Mozilla Thunderbird 2.0(以下 Thunderbird)を起動させる

スタートメニューの電子メールまたは[すべてのプログラム]→[Mozilla Thunderbird]→[Mozilla Thunderbird]「Thunderbird」を起動させます。
※ スタートメニューの電子メールでの起動はインターネットプログラムの設定などで自動的に使用するプログラムに設定している場合のみです。

2.アカウント設定を開く

メニューバーの[ツール(T)]→[アカウント設定(C)]を選択してください。

アカウント設定のウィンドウが開きます。

3.アカウント設定の編集

アカウント設定のウィンドウ左の項目のリストから、設定編集するメールアドレスを選択してください。

「アカウント設定」を表示して設定の編集をしてください。入力する内容は下表を参考にしてください。

アカウント名(N メールアドレスの設定名です。メールアドレスなどわかりやすいものを入力されることをお奨めします。
既定の
差出人情報
名前(Y) 送信者として表示される名前です。日本語も入力いただけます。
メールアドレス(E) お客様が設定したメールアドレスをご入力ください。
返信先(Reply-to)(S) 送信したメールの返信先を任意で指定できます。空欄にする場合は「メールアドレス(E)」で入力しましたアドレスにメールが返信されます。
組織(Organization)(O) 任意に設定ください。
特に設定をされなくてもお使いいただけます。
メッセージに
次の署名を挿入する(T)
メッセージに vCard を添付する(V) 送信(SMTP)サーバで設定している送信サーバの選択をしてください。送信(SMTP)サーバの設定は「送信(SMTP)サーバ」の設定をご覧ください。
送信(SMTP)サーバ(U)

4.サーバ設定の編集

アカウント設定のウィンドウ左の項目のリストから、設定編集するメールアドレスのスレッドの中の「サーバ設定」を選択してください。

「サーバ設定」を表示して設定の編集をしてください。入力する内容は下表を参考にしてください。

サーバ名(S) 「アカウント設定完了通知」に記載されている「POPサーバ名」を入力してください。
ポート(P) 「110」に設定されています。POP over SSLをご利用いただく場合は「995」となります。POP over SSLの詳細は「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください。
ユーザ名(N) Pleskを
ご利用の場合
お客様が設定したメールアドレスを入力してください。
Webminを
ご利用の場合
お客様が設定したメールアドレスの@の前までをご入力ください。
セキュリティ設定 保護された接続(SSL,TLS)
を使用する
基本は「使用しない(N)」を選択します。POP over SSLをご利用いただく場合は「SSL を使用する(L)」。POP over SSLの詳細は「POP/SMTP over SSL 設定」をご覧ください
保護された認証(APOP,NTLM,CRAM-MD5やKerbers)を使用する(I) チェックボックスをはずしてください。
サーバ設定 新着メッセージがないか起動時に確認する(C) 任意に設定ください。初期状態のままでご利用いただけます。
新着メッセージを自動的にダウンロードする(M)
ヘッダのみ取得する(F)
ダウンロード後もメールをサーバに残す(G)
終了時にごみ箱を空にする(X)
メッセージの保存先(L)

 

5.送信(SMTP)サーバの編集

アカウント設定のウィンドウ左の項目のリストから、設定編集するメールアドレスのスレッドの中の「送信(SMTP)サーバ」を選択してください。

「送信(SMTP)サーバ」を表示して、設定のリストから「3.アカウント設定の編集」「送信(SMTP)サーバ(U)」で選択している「送信(SMTP)サーバ」を選択、[編集]のボタンをクリックしてください。

「SMTP サーバ」のウィンドウを表示して設定の編集をしてください。入力する内容は下表を参考にしてください。

設定 説明(D) 任意でご入力ください。
サーバ名(S) 「アカウント設定完了通知」に記載されている「SMTPサーバ名」を各項目にご入力ください。
ポート番号(P) 詳しくは「ポート設定」をご覧ください。
セキュリティと認証 ユーザ名と
パスワードを使用する(U)
チェックをしてください。
ユーザ名(M) 「4.サーバ設定の編集」で設定した「ユーザ名(N)」を設定してください。
保護された接続
を使用する
通常は「いいえ(N)」を選択してください。また、「SMTP over SSL」を利用する場合は「POP / SMTP over SSLの設定」をご覧ください。

設定編集が完了しましたら[OK]ボタンをクリックしてください。

 

ポート設定

[サブミッションポートを設定する]

メール送信の受付専用に利用するポートです。
ポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。

ポート設定前に、以下のページにてお客様のサーバのサブミッションポート対応をご確認ください。 お客様のサーバがサブミッションポートに対応していない場合は、お手数ですが弊社サポートまでお問い合わせください。サブミッションポートの設定をさせていただきます。

サブミッションポート対応状況確認
https://spt.clara.jp/manual/mail/smtp/#op25b

1.アカウント設定を編集する(サブミッションポートを設定)
アカウント設定の左のメニューから編集するメールアカウントを選択します。

次に「アカウント設定」の項目で「送信(SMTP)サーバ(U)」で設定されているSMTPを確認してください。

2.送信(SMTP)サーバ設定をする(サブミッションポートを設定)
アカウント設定のウィンドウで、左のメニューから編集するメールアカウントが利用する「送信(SMTP)サーバ」を選択します。

 

リストから先ほど1で確認したSMTP設定を選択して[編集]ボタンをクリックしてください。「SMTPサーバ」のウィンドウで設定を入力ください。各項目に入力する内容は下表を参考にしてください。

設定 サーバ名(S) SMTPサーバ名になります(入力済みになっています)
ポート(P) 「587」に設定します。

設定ができましたら、[OK]ボタンをクリックして設定を完了させてください。

ユーザー認証設定

[SMTP 認証 設定をする]

「SMTP 認証」は、POPと同じように送信する前に必ずメールソフトとメールサーバが ID/Password をやり取りしてユーザー認証する方法です。
ポート設定とユーザー認証方法については「メールの送信方法について」をご覧ください。

1.アカウント設定を編集する(SMTP 認証 設定)
アカウント設定の左のメニューから編集するメールアカウントを選択します。

 

次に「アカウント設定」の項目で「送信(SMTP)サーバ(U)」で設定されているSMTPを確認してください。

2.送信(SMTP)サーバ設定をする(SMTP 認証 設定)
アカウント設定のウィンドウで、左のメニューから編集するメールアカウントが利用する「送信(SMTP)サーバ」を選択します。

リストから先ほど 1 で確認したSMTP設定を選択して[編集]ボタンをクリックしてください。「SMTPサーバ」のウィンドウで設定を入力ください。各項目に入力する内容は下表を参考にしてください。

セキュリティと認証

ユーザー名とパスワードを使用する(U)

チェックをいれます。
ユーザ名(M) アカウント名を入力ください。(入力済みになっています)
保護された接続を使用する SSL(L)を選択する

設定ができましたら、[OK]ボタンをクリックして設定を完了させてください。

パスワードの設定・メールのテスト送信・受信テスト

メールの設定が全て終了しましたら、メールのテスト受信テストを行ってください。
受信をしますと「4.サーバ設定の編集」の設定で、「サーバ名(S)」「ユーザ名(N)」のパスワード入力のウィンドウが開きます。ここにお客様が設定されたメールアドレスのパスワードを入力し、「パスワードマネージャーでこのパスワードを保存する。」にチェックをして、[OK]ボタンをクリックしてください。

 

受信できることが確認できましたら、送信テストを行ってください。

パスワードの確認

パスワードを確認するには、メニューバーの[ツール(T)][オプション(O)]を選択してください。

オプション画面から「プライバシー」[パスワード]のタブを選択し、「保存されているパスワードを変更(I)」のボタンをクリックしてください。

次にパスワードマネージャで「保存されているパスワード」のタブを選択し、[パスワードを表示する]のボタンをクリックするとパスワードをご確認いただけます。
ここではパスワードの削除のみできます。変更については受信テストをして表示されるパスワード入力画面から変更してください。