よくお問い合わせをいただくご質問を集約しております。

※マイナーバージョンの違いや更新時期によって、FAQに記載されている手順や画像の内容に差異がある場合がございます。ご不明な場合は、弊社までお問い合わせいただきますようお願いいたします。


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回答

Flex Mini Cube・KUSANAGI with Cube・Flex Webシリーズの契約プラン変更は、ご契約開始後でも可能でございます。
データの移行・環境の変更はなく、サービスプランの変更の際に約1分間程度、サーバを再起動するのみで対応可能です
(お客様で特に作業をしていただく必要はありません)。

なお、サーバのプラン変更時の内容につきましては、以下のFAQも併せてご参照ください。

Flex Web・Flex Mini2・Flex Mini・FPS・VPSサービスのプランを変更する際の注意点はありますか?

 プラン変更に際しては、上位プランへの以降の場合には無料、下位プランへの移行の場合には一回の作業につき、KUSANAGI with Cube、Flex Web、Flex Mini 2、Flex Webシリーズサービスでは9,330円(税抜)の作業費用が発生致します。

また、下位プランの変更の場合には、事前に現在ご利用のディスク容量をご確認ください。
変更後のディスク容量が現在ご利用のディスク容量や、ファイル作成上限値(inode)よりも小さい場合、ご契約サーバのプラン変更をいただくことができません。プラン変更のお申込は、下記の書類にご記入の上、弊社までご郵送ください。

※2020年12月24日現在
OSのサポートが終了しているため、Flex Mini 2・Flex Mini・FPS・VPSシリーズのプラン変更はおこなっておりません。
お早めに、以下のLGプランへのサーバの移行をご検討いただきますようお願いいたします。
<LGプラン(共有)>
https://cloud.clara.jp/plan/lg-plan/


各OSのサポート期間につきましては、下記URLをご参照ください。

OSに関するご案内
Flex Mini Cube プラン変更申込フォーム

Flex Webシリーズ プラン変更申込フォーム

対象サービス
Flex Mini Cube /KUSANAGI with Cube/Flex Web

回答

KUSANAGI with Cube・Flex Mini Cube・Flex Web・Flex Mini 2・Flex Mini・FPS・VPSサービスでは月間転送量の制限を定めております。
月間転送量は、1ヶ月あたりのサーバが通信を行う全てのデータ容量を表します。

メールの送受信、webサイトへのアクセス、FTP通信でのデータアップロードなどの全ての通信を含みます。

・KUSANAGI with Cubeシリーズは、2coreプランが「500GB」、4coreプランが「750GB」
・Flex Mini Cubeシリーズは、Dolce Cubeが「150GB」、Economy Cubeが「250GB」、Basic Cubeプランが「500GB」、Plus Cubeプランが「750GB」
・Flex Web シリーズは Flex Webプランが「250GB」、Flex Web Secureプランが「500GB」、Flex Web Proプランが「750GB」
・Flex Mini 2シリーズは Dolce 2プランが「150GB」、Economy 2プランが「250GB」、Basic 2プランが「500GB」、Plus 2プランが「750GB」
・FlexMiniシリーズは Economyプランが「250GB」、Basicプランが「500GB」、Plusプランが「750GB」
・FPSシリーズは Allegroプランが「400GB」、Mezzoプランが「600GB」、Volanteプランが「800GB」
・VPSシリーズは Soloプランが「100GB」、Doppioプランは「200GB」、Quadプランは「300GB」となっております。


プランの転送量を著しく超過した場合には弊社からご案内を差し上げた上で、1GBあたり月額200円の超過費用をご請求させていただく場合がございます。
なお、超過が見込まれるお客様には随時弊社よりご連絡をさせて頂きます。突然のご請求をさせて頂くことはございませんのでご安心ください。

お客様がご利用中のサーバのデータ転送量はコントロールパネルの管理画面でご確認頂くことが可能です。
(Plesk コントロールパネル もしくは、仮想環境コントロールパネルである VZPP・PPP からの確認が可能です)

▼Parallels パワーパネル (PPP) ご利用マニュアル
▼トラフィックログの項目をご確認ください

▼Virtuozzo パワーパネル (VZPP) ご利用マニュアル
▼トラフィックログの項目をご確認ください

対象サービス
KUSANAGI with Cube/Flex Mini Cube/Flex Web/Flex Mini 2/Flex Mini/FPS/VPS

2019年8月16日(金)
2019年8月19日(月)-更新-

■問題の概要

平素は弊社サービスをご利用いただきましてありがとうございます。弊社提供のKUSANAGI with Cubeサービスで標準採用しておりますWebサーバ(HTTP/2 )の脆弱性(CVE-2019-9511, CVE-2019-9513, CVE-2019-9516,CVE-2019-10081, CVE-2019-9517, CVE-2019-10097)でサービス運用妨害 (DoS) 攻撃の公表がございました。詳細につきましては、以下のURLをご参照ください。

HTTP/2 の実装に対するサービス運用妨害 (DoS) 攻撃手法-JVN-
Apache HTTP Web Server 2.4 における複数の脆弱性に対するアップデート-JVN-
nginx [nginx-announce] nginx security advisory (CVE-2019-9511, CVE-2019-9513, CVE-2019-9516)

■脆弱性を受ける可能性が高いサービス名
KUSANAGI with Cubeサービスを利用している、かつWebサーバにnginxもしくは、Apacheを動作させていているサーバ
(弊社ご開通時の標準Webサーバは、nginxとなります。KUSANAGI with Cubeサービス でApacheをご利用場合されている場合も本脆弱性の対象となります )

■脆弱性の影響を受けるバージョン

・nginx 1.9.5 から、nginx 1.17.2まで
・Apache HTTP Web Server 2.4.41 より前のバージョン(mod_http2モジュールを有効化されているサーバ)

なお、今回の脆弱性におきましては、 KUSANAGI 関連のパッケージのアップデートをお勧めいたします。
本ページでは、お客様ご自身にてKUSANAGI関連のパッケージのアップデートをおこなう方法をご案内いたします。
※2019年8月19日現在の情報となります。

アップデートに関する注意事項

・本手順は無保証となります。作業をされる際は、お客様の責任にておこなっていただけますようお願いいたします。
・お客様にて初期設定から設定をカスタマイズしている場合は、以下のアップデート手順で正常にアップデートできない可能性がございます。ご注意ください。
・本手順のアップデート中につきましては、通常の場合は数秒程度Webサイトの表示が行えなくなりますのであらかじめご了承ください。

KUSANAGI関連のパッケージのアップデート方法(nginxの場合)

(1). SSH にてサーバにログイン
SSH にてサーバにログインし、root ユーザに切り替えます。

(2). インストールされているパッケージの確認

#rpm -qa | grep kusanagi-nginx

特に何も表示されない場合には、kusanagi-nginxのパッケージが入っておりません。脆弱性影響の対象外となります。
脆弱性の対象バージョンは以下のようなコマンドの出力結果となります。

例)
# rpm -qa | grep kusanagi-nginx
kusanagi-nginx-1.15.8-1.noarch  ←作業をおこなう必要がある対象バージョン

(3).nginxの文法チェック

#nginx -t

例)# nginx -t
nginx: the configuration file /etc/nginx/nginx.conf syntax is ok
nginx: configuration file /etc/nginx/nginx.conf test is successful
↑文法チェック上、問題ない場合のコマンドの出力例

※syntax is okおよび、is successfulという文字以外が、出力された場合にはパッケージのアップデート作業を中止してください。中止しない場合は、アップデート作業後、Webサーバが起動しなくなります。

(4). KUSANAGI関連のパッケージアップデートの実施
以下のコマンドを実行し、KUSANAGI関連のパッケージのアップデートを行います。

#yum update kusanagi-*


(5). アップデート後のパッケージバージョンの確認

#rpm -qa | grep kusanagi-nginx


上記コマンドを再度実行し、セキュリティパッチが適用されているパッケージのバーション(以下の青文字を参照)かどうかを確認します。

■セキュリティパッチが適用されているnginxのパッケージのバーション
kusanagi-nginx-1.17.3-1.noarch

(6). アップデート後のKUSANAGIのサービス再起動

#kusanagi restart

(7). Webサイトの動作確認

以上、となります。


KUSANAGI関連のパッケージのアップデート方法(Apacheの場合)

(1). SSH にてサーバにログイン

SSH にてサーバにログインし、root ユーザに切り替えます。

(2). インストールされているパッケージの確認

#rpm -qa | grep kusanagi-httpd

特に何も表示されない場合には、kusanagi-httpdのパッケージが入っておりません。脆弱性影響の対象外となります。
脆弱性の対象バージョンは以下のようなコマンドの出力結果となります。

例)
# rpm -qa | grep kusanagi-httpd
kusanagi-httpd-2.4.33-2.noarch  ←作業をおこなう必要がある対象バージョン

(3).Apacheの文法チェック

#httpd -t

例)# httpd -t
[Mon Aug 19 12:20:27.949195 2019] [so:warn] [pid 8312] AH01574: module headers_module is already loaded, skipping
Syntax OK
↑文法チェック上、問題ない場合のコマンドの出力例

※Syntax OKという文字以外が、出力された場合にはパッケージのアップデート作業を中止してください。中止しない場合は、アップデート作業後、Webサーバが起動しなくなります。

(4). KUSANAGI 関連のパッケージアップデートの実施

以下のコマンドを実行し、KUSANAGI関連のパッケージのアップデートを行います。

#yum update kusanagi-*

(5). アップデート後のパッケージバージョンの確認

#rpm -qa | grep kusanagi-httpd


上記コマンドを再度実行し、セキュリティパッチが適用されているパッケージのバーション(以下の青文字を参照)かどうかを確認します。

■セキュリティパッチが適用されているApacheのパッケージのバーション
kusanagi-httpd-2.4.41-1.noarch

(6). アップデート後のKUSANAGIのサービス再起動

#kusanagi restart

(7). Webサイトの動作確認

以上、となります。

なお、お客様にて作業が難しい場合は、弊社サポート宛て(support@clara.ne.jp)までご依頼をいただきますようお願い致します。
弊社営業時間内(平日10:00-18:00)にて、弊社の任意のタイミングにて作業を実施させていただきます。
ご依頼の際のメールにつきましては、以下の内容を必ずご記載をいただきますようお願い致します。

□メールのご依頼フォーマット
メールの件名:KUSANAGI のアップデート依頼
メールの本文
・更新対象サーバのホスト名および、IPアドレス
・パッケージの更新作業後のメールのご連絡の有無(必要 or 不要)
 ※「必要」、「不要」のいずれかのご記載をいただきますようお願い致します。

Category: KUSANAGI with Cube

回答

更新日 2021年7月21日

KUSANAGI with Cube サービスのご開通時のPHP(HHVM)では、セキュリティ対策のため標準でファイルのアップロードを許可しておりません。 現時点の KUSANAGI with Cube サービスは、php7-fpmを標準で採用させていただいております。詳細につきましては、KUSANAGI with Cubeサービスの仕様をご確認ください。

php7-fpm等へコマンドにて切り替えをいただくか、HHVMの設定を変更いただくかのどちらかになります。php7-fpmへ変更いただく際には、rootユーザにて以下のコマンドを実行します。

kusanagi php7

HHVMの設定を変更いただく場合は、/etc/hhvm/php.iniファイルに以下の設定を追記致します。


hhvm.enable_zend_ini_compat = false

その後、hhvmをサービス再起動します。

systemctl restart hhvm

以上となります。

なお、KUSANAGIコマンドや、ドキュメントにつきましては、公式の以下URLをご参照ください。
KUSANAGI コマンド
KUSANAGI ドキュメント

 

Category: KUSANAGI with Cube

回答

Flex Mini Cube,Flex Web,KUSANAGI with Cube,Flex Mini2,Flex Mini,FPS,VPSシリーズの仮想共用ホスティングのサービスでは、ファイアウォール機器(物理)のご利用が出来ません。専用サーバ サービスおよび、SolaCloudシリーズをご契約のお客様のみご利用することが可能でございます。
Flex Mini Cube / Flex Web / KUSANAGI with Cube / Flex Mini2 / Flex Mini / FPS / VPSシリーズ等の仮想共用ホスティングのサービスの場合は、代替案と致しまして、VZPP、PPP 等の仮想環境コントロールパネルから、ソフトウェアファイアウォールの機能(iptablesもしくは、firewalld)を使用することが可能でございます。
以下のURLからソフトウェアファイアウォールの機能(iptablesもしくは、firewalld)の設定が可能でございますので、ご参照ください。

仮想環境コントロールパネル(VZPP、PPP)にログインします。
(詳細は以下をご参照ください。)


https://spt.clara.jp/manual/server/vzpp/


https://spt.clara.jp/manual/server/ppp/

[VEサービス]-[ファイアウォール]を選択し、設定を行います。

※ソフトウェアファイアウォールの機能(iptablesもしくは、firewalld)の接続ポリシー等のサポートにつきましては、弊社側ではサポートをおこなわせていただくことができませんのでご了承ください。